transistor lounge
Amebaでブログを始めよう!

小学2年生。

初めて経験した転校。


すぐに

友達になってくれた

ヒロコ。


運動は何をやっても

男子よりはるかに

うまくて


なにより

いつも、いつも

あたしを

笑わしてくれた。


あたしとヒロコは

中学に入ると

プロレスに夢中だった。


二人で

新聞配達をして

お金を貯めて

東京に

プロレスを観に行った。





早朝の電話は嫌い。



38歳の誕生日を

迎えたばかりの

ヒロコが


この世から

旅立った。


癌が

ヒロコの体を壊していった。


あたしは

そんな病気が憎い。


ヒロコの二人の息子は

涙も見せず。


あたしは

涙が止まらず

涙が止まらず


泣いてばかりいたら

ヒロコに

叱られそうだけど

涙が止まらず


この現実を

受け止めることができない。







transistor lounge


永遠なんてない。


瞬間の連続の中で

気に入った一瞬があれば

もっと

もっと

って、求める。


だから

今だけでも

せめて

今夜だけでも

そばにいて。


できることなら

ずっと

ずっと

そばにいて欲しい。

なんて

贅沢なこと

要求して


試す。

確かめる。


6年前に離婚した

元旦那から、

久しぶりの電話。


離婚したの

いつだっけ?


忘れた。


結婚することになったんだけど

離婚した日付を書かなきゃないんだよ。。


ふうーん。



どうしてだろう。

泣きそうになってる。

あたし。