先日夫と２人でお墓参りに行った時

帰りに寄り道してきました。

『越知町立

　横倉山自然の森博物館』

1997年に建てられた

安藤忠雄さんの建築物

息子が小学生ぐらいの時に行ったことあるのですが

今回、それ以来かもしれません。

国道から「横倉神社」のところを上って行ったところにあります。

（横倉神社もお詣りしてきました）

安藤建築らしい

シンプルなコンクリートの壁

丸いガラス張りの部分も見晴らし良くてステキ

入口は

外側の長〜いスロープを上がりきって

今度は折り返してまた、長〜いスロープを歩いて到着です。

窓は十字が効いていて

水辺もいいですね。

コンクリートの壁がとても綺麗で

安藤さんのコンクリートは

濡れても黒くなりにくかったりで美しいと聞いてますが

洗浄したばかりなのかな？と思うほど綺麗でした。

入口から通路を振り返ったところ

入ると

展示の最初の方に

越知の自然の森の様子が再現されていて

いろんな生物が隠れているのが見つけられます。

鹿や鳥やイノシシなど・・

建物の内部は

ゆとりを持ったシンプルな作りで

窓から見える景色も気持ちよくて

安藤さんらしく美しくスッキリ。

が、しかし

展示内容はスッキリとはいかなかった。。

初めは、越知近辺の石の展示があり

遥か昔の石だったり化石もありまして・・・

なるほど〜〜と見てたけど

遥か昔も遥か昔・・・

「シルル紀」や「デボン紀」の海の様子とか

そのころの生き物を紹介し始め・・・

　「え〜〜何？シルル紀なんて知らないよ〜」と

　奇妙な生き物におののく。。

シルル紀って

恐竜がいたジュラ紀のもっと前

4億年以上も前の、陸上の生き物が出始めた時代のことらしいです。

（この前見た伊尾木洞の地層よりも遥か昔だ・・）

三葉虫とか、ヤドカリみたいな、あ〜ゆ〜系の化石や模型が

結構な大きさのものが展示されてて

あんまり大きい声は出せないけど

ヒ〜〜って、悲鳴の連続でした。

（他に人が周りにいないので、響いたかなぁ。。）

おまけに別のコーナーには

モグラや鳥などの作りかけの剥製の展示とか沢山あって・・

友の会に入ると、作り方を指導してくれるそうです。。

好きな人はいるのでしょうね。

まぁ、植物にしろ、動物にしろ、石にしろ

興味を持つことは大事ですがね。。　

　ワタシは怖かったﾖ。。

逆光にシルエットが見えるのは

タヌキとハクビシンの剥製です

(これはかわいいもんなので、写真に撮れました(^^))

蝶々やクワガタ、カブトムシ、小さな虫の標本も沢山あったり

だんだん背中がゾゾゾとしてきて

肩が硬くなってきましたﾖｳ。。

外の景色と建物に注目して小休憩

ガラスの中には

植物の展示があります(本物ではない)

こちらのコーナーでは

牧野富太郎さんのことにも触れていました。

出身地の佐川町とも近く

横倉山でも植物の研究をされたことでしょう。

地元の小中学生の学習発表を展示されてる部屋では

中学生の植物画に感心したり

小学生の屋外学習の発表ポスターに微笑ましく思ったりで

癒されました。

子どもって、純粋に感動したり一生懸命だったり

かわいいなぁ。

久しぶりに訪ねた

「横倉自然の森博物館」

今回、ちょっとドキドキな展示内容でしたが

２月からは牧野富太郎さん関連の企画もあるようです。

今年はこちらも注目されるかな？

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