昨年9月末に中国・深センから本帰国し、2月に入ってついについにパートのお仕事を始めましたbuilding*

 

そして時ほぼ同じ頃、言葉支援ボランティアというものも始めましたsticker*
以前の記事にも書いた、わたしが日本に帰ってやってみたいなと思っていたのはこのボランティアのことです
 
この言葉支援ボランティアは、本帰国の際にこれから住み始める地域の役所のHPで知りましたパソコン
 
どんな活動内容なのか詳しくわからなかったので、本帰国後生活も落ち着いて年が明けてから、まずは電話にて担当の方に詳細を確認(連絡先は地域の教育委員会でした)
 
電話のお話だと、海外からの急な転校等で、日本語が全くわからない外国人のお子さんを受け入れた学校側が地域の教育委員会に連絡、その後教育委員会から連絡をもらい、小学校もしくは中学校へ出向いて対象児童の通訳や、保護者に関わる通訳(面談など)をするという内容でしたメモ
 
中国語は需要があるとのお話をいただき、HPよりPDFのフォーマットをプリント印刷、必要事項を記入して教育委員会へ郵送、その後わたしを支援者の一人として登録してくださったようですsticker*
 
しばらく連絡がなかったのですが、先月末に突如お話をいただき、ボランティアとして引き受けさせてもらっています
(私の地域では、ボランティアとはいえ少しばかり報酬がいただけます)
 
学校での案件でもあり、内容についてはここで詳しくは書けないのですが、先に電話で担当の方と色々お話させてもらったことから、その方がわたしを覚えていてくださり連絡をくださったそうキラキラ 
問い合わせってしてみるもんだなぁと思いましたでんわ
 
 
日本では近年外国人観光客が増えていて、通訳案内士(環境庁が実施している国家試験で、合格し登録した者のみが、海外からの観光客を外国語通訳・日本国内の観光案内を、報酬を得て行うことができる)という職業がありますが、現状日本では通訳として働く上で必須となる資格は特にないようです
もちろん企業に就職する場合はHSK◯級以上〜、中国語検定◯級以上〜を必須とする企業もあるかと思います
 
わたしと同じような立場の方(海外に長期滞在していて仕事にブランクがある方)や、中国語を勉強していて中国語に関する仕事がしたいと思われている方は、まずはこういった地域のボランティアなど自分の力を試す良い機会になるのではないでしょうかポイント。


場所が教育現場ということもあり、通訳といってもわたしができる範囲は限られていて、実際やってみて思うのは、通訳というのは一つのツールでしかなく、それよりも児童の性格や学習レベルに合った対応能力や臨機応変さが求められ、通訳者の人間性の方がよっぽど必要とされていて、それが日々試されている感じがします…
 
語学学校に通ったり、資格を得るために中国語学習されている方で、最終目標が中国語に関わる職を何かしら手にしたいという方は、ある程度力がついた段階で、教科書に向かって勉強するより現場に出て中国語を使いながら、その都度自分に必要なものを勉強していくほうが絶対色んな意味で吸収率も高いと思うし、中国語の能力も上がると思います


オリンピックが迫り、巷では観光業へと目が向きがちですが、他へ目を向けると中国語が必要とされている場所は多々あるのかもしれません…
 

わたしの本業(?)はパートなので(ちなみにパートのお仕事は中国語とは無縁です…。)、しばらくはパートと言葉支援のボランティアの両方を、無理せず続けられたらいいなと思っています