婚活をひと休みしている私は心地いいことだけをして、心を癒す作業に
好きな人としか会わないキャンペーンを実行している
先日会ってきた女友達も定期的に会って
近況報告をする間柄
スパンは3ヶ月
前回会ったときから変わっていたのは、
彼女のお母様に癌が見つかったこと
その為、シングル実家暮らしの彼女が家事を担うお役目が回ってきたこと
私は婚活疲れでどうにもこうにも元気玉を分けてほしい、という状況
彼女は開口一番に、森高ちゃんのお父様が亡くなった時に気持ちわかったつもりで色々話したけど、自分の母が癌とわかり、余命が見えかくれして初めて感じた思いがある、って話してくれた
お互いシングル同士
状況も環境も仕事も将来の展望も違う2人だけど認めあっているから話せる話
癌が見つかったお母様が、彼女に磊落にいい放った言葉
『今起こっている煩わしい事なんて、とるに足りないことよ』
とるに足りないこと
涙が溢れた
誰かにそう言ってほしかった
どんな人生を送るかは私の心ひとつで決まる
そう思っていても誰かに背中を押してほしい
癌が見つかった直後にこの言葉が言えるって
強く美し過ぎる
私は婚活という人生のターニングポイントで
いかに損をしない選択が出来るかってそればかりを考えて一歩も動けずに立ち尽くしているというのに
そうじゃない
ちゃんと好きな物を、事を、人を選んで
胸を張ればいいだけなのよね
誰からどう見られるか、なんて私の人生の最優先事項ではない
恋も仕事も両方手にはいる
私を好きで好きで仕方ない人と
好きで好きで仕方ない恋をしよう
その先の未来でいいではないか