またまた3ヶ月ほど放置してしまいました。
この間にいろいろなことがあり、当ブログの役目はもう終わったかなー、とか、そろそろ撤退かなー、とか、何かと思うところはあったのですが、もう少し続けてみようと思います。
そうそう、その「いろいろなこと」のひとつなんですけど、じつは私、ここ3年ほど野球をお休みしていたんですよ。とあるボランティア活動に週末のほとんどを費やしていたのと、ある目標に向けての取り組みに週末の空き時間を充てる必要があったことがその理由なんですが、ボランティア活動がひと段落ついたことと、ある目標が新型コロナの影響で延期になって先が見えなくなってきたことから以前所属していたチームに復帰を申し出たところ、快諾して頂けたというわけです。
それで、少し前からチームに顔を出させて頂いて一緒に汗を流しているんですが、気心が知れた旧知のメンバーが半分ほど残っていて、私がチームを離れていた間に入団されたメンバーの方とも打ち解けて、楽しくプレーさせて頂いてます。本当に感謝です。
ところで、以前私は背番号#1を背負っていたんですが、今は私がチームを離れている間に入団された方が#1を背負っているので、空き番号のなかから#18を選んで背負うことになりました。
なぜ#18を選んだのかというと、理由は幾つかあるのですが・・・。
まず、#1以外のひと桁の番号って馴染みがなくて、自分には合わないと思ったんですね。それから、自身のラッキーナンバーであり永らく背負った#1を含む数字が良いなとも。
あと、#18といえば私の野球人生で最初に背負った背番号ですので、初心に帰るという意味でもベストなんじゃないかと思いました。おそらく私は年老いて動けなくなるまでこのチームでずっと野球を続けることと思いますので、人生の最初と最後に背負うのが#18というのも何かの縁じゃないかと。
もちろん、野球では#18はエースナンバーですから、単純にカッコ良いというのもあります。野球では、とくにNPBでは背番号#18は投手の、それもエースナンバーとして定着していますからね。背番号#18の選手を思いつくままに挙げてみますと菅野智之投手(巨人)や山本由伸投手(オリックス)、かつての松坂大輔投手(西武)や前田健太投手(広島)、田中将大投手(楽天)、三浦大輔投手(横浜)など、錚々たる顔ぶれです。このうち前田健太投手はMLB移籍後も#18を背負い続けていますね。また、今季限りで引退を表明した岩隈久志投手(巨人)もシアトル・マリナーズ時代は背番号#18を背負っていましたし、そのマリナーズで今#18を背負っているのは西武から移籍した菊池雄星投手です。
また、田中将大投手はニューヨーク・ヤンキースに移籍した際#18が空いていなかったので#19を背負っていますが、そのとき#18を背負っていたのが後にカープに復帰した黒田博樹投手でした。また、ダルビッシュ有投手は北京オリンピックに出場した際に日本代表のエースとして背番号#18を背負いましたね。
さらに過去に遡ってみると、伊良部秀輝投手(ロッテ)や佐々岡真司投手(広島)、郭泰源投手(西武)、桑田真澄投手(巨人)なども背番号#18を背負ってエース級の活躍をした選手です。
なぜ#18がエースナンバーとされているかは、歌舞伎の十八番(おはこ)が由来だとか諸説あるようですが、確たる理由があるわけではないようです。おそらく長いプロ野球の歴史のなかで、#18を背負った投手が活躍して、その選手にあやかったり敬意を払ったりして他の選手が#18を選んで背負うようになって、ということを繰り返してエースナンバーとしての地位が築かれていったのではないかと思います。
ちなみにMLBでは#18がエースナンバーという意識は無いようで、普通に野手が#18を背負っていたりします。まぁMLBの場合NPBよりも選手の移籍が頻繁に起こりますから、そのとき空いている番号をつけるパターンが多く背番号に対する拘りは日本ほど多くはないのかもしれません。
背番号#18は小学5年生のときに最初に背負い、大学を卒業して最初に就職した会社の野球部で背負って以来3度目になります。
この番号を自分の新たな代名詞として育ててゆけたらと思っています。






