日本で無責任な飼主が多く、それが今日の日々の殺処分に繋がっていると様々な場所で見聞きします

年間の殺処分の数は、環境省から発表されます
平成28年は82,902匹
では、このうち無責な飼主からの持ち込みや遺棄はどのくらいを占めるのでしょうか?
データとして、見つける事は出来ませんでした

推定

以前、東京都の場合、67%は飼主の死去、病気など、故意の放棄では無く不可抗力によると言う記事がありました

この67%を単純に当てはめると
約27,400匹が最大で、このうち、野良犬猫やその子供たち、そして、脱走し、飼主が探さない場合などと、無責な飼主が入ります

最大で考えても、全体の飼主から無責な飼主の割合を考えると0.14%

もし、これらの一般的な割合で、ペットショップ並みに自由な譲渡がされ、全頭譲渡(安易には考えられませんが)出来た場合、再度、飼育放棄される可能性となる数値は
約130匹

つまり、99.86%は命が繋がる計算になります

確かに机上の計算です。一度飼育放棄されて、また、飼育放棄は可哀想という意見は確かに同感ですが、なによりも明日の命が繋がることを優先と考えれば、0.14%の危険性を優先して、全てに厳しい基準を当てはめ、殺処分回避に最も効果のある譲渡促進に消極的な姿勢と啓蒙には違和感を感じます。

譲渡基準の適正化をはかることは、もちろん、異論はありませんが、実際に基準やその考え方が無用に、飼主を増やさない(蛇口を閉めるの意味合いには、結果的に飼主を減らす事)という方向性に反対です。

ネットワークが問題を解決しようと考えるよりも、ネットワークで問題があれば蓋をしてしまえと捕まえてしまいます。これは閉鎖的な状況を作り出し、ますます、一般の方が想いがあっても参加出来ない、遠ざけてしまう負のスパイラルになります。


それが、
命でありながら、物や水のように、蛇口を閉めると言う表現では無いでしょうか。




今回は、あくまでも推定の数値です。

もし、実際の割合がおわかりになる方がいらっしゃたらお教え下さい。考え方も含めて、検討させていただき、修正致します。