ネットでは、飼育放棄に関して飼主を非難する声で溢れています。
そして、実際のその飼育放棄の中身は飼主の死去や健康上の理由が含まれています…と言うよりも殆どの原因はその不可抗力な健康上の理由(東京都67%)
それでも、この飼育放棄という言葉から、無責任、飼主のワガママと一色たんにされています。そしてこれを無くせば、殺処分も無くせるという風潮にも。多くの行政ではそんな意味あいから、高齢者への譲渡を規制しています。
それは、保護犬猫を迎えたくても、高齢だからと言って犬猫との暮らしを諦め無くてはいけない現状となり、ペットショップに走る原因にもなっています。
一生懸命働き、また、子供を育て上げた先輩たち、一息ついて、念願の犬猫との生活や、子供の頃に一緒に過ごし、もう一度と願った先輩たちもいるのでは⁈

そんな中、ペット業界は自分達の販売ターゲットを高齢者に向けはじめました

そして、様々な問題は浮上しはじめます…

本当に愛護を考え、命を考えるならば、考え無くてはいけない問題です。現状を直視せずに闇雲に蛇口を絞るなどとは言っていられない状況になる可能性すらあります。

最悪の状況になることを防ぐ意味でも、ペット業界や動物愛護が、反目しあいお互い壁を作るのでは無く、大変な社会を考えて欲しいと切に願います。

高齢者の方に優しい成犬、成猫譲渡を推進し、合わせて、保健所からの選択肢を当たり前としたバックアップする社会を全力で応援します。



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