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2015年度に国内で販売された犬猫は約85万匹を超えます。そして、環境省発表の殺処分数は82,902匹、単純に購入を選択した10人に1人が、買う選択を辞めて、家族に迎える選択をする事で、行政での殺処分が必要が無くなる計算になります。

一般的には、殺処分の対象になる犬猫は、飼主の身勝手により、飼育放棄されていると思われる方が多いのでは無いでしょうか?

それ故、自分たちはそんな人たちとは違い終生飼育は当然だから、他人事で


「全く、ちゃんと世話もできない身勝手な飼い主がいるから、可哀想に殺処分なんて事になる、そんな人たちにペットショップが売るから、いつまでたっても、殺処分が続くのよ!」 


などの結論に。そして、結局、言っている本人がペットショップで購入して


「このペットショップは、本当に命を大切にしている良心的なペットショップなのよ!悪いペットショップは無くせばいいのに」

本当でしょうか?

本当に、身勝手な飼い主のせいで殺処分が続いてるのでしょうか?

そして、悪徳ペットショップが全国を網羅して過剰供給の結果、殺処分が続いているのでしょうか?


いいえ、身勝手な飼い主は極一部、悪徳ペットショップとて極一部でしかありません。

元々の根本的な要因では無い為に、身勝手な飼主がいなくても、悪徳ペットショップが無くなっても、殺処分を無くすことは出来ません。



では、なぜ殺処分は続くのでしょうか?

犬はひとりでは生きていけないのです。

人間というパートナーがいなければ、生きていけないのです。

そして、総体数が多いのです。

人が他人事と考え、我が身と考え無い事で、不条理ですが、現状は致し方ない現実になってしまっています。

しかし、先のたった10人に1人が、犬猫を飼い始める時に

保健所から選択するだけです。それを多くの方に伝えることで、命が繋がります。

誰かの責任にしていても、明日の命は繋がりません。

殺処分÷全国の犬猫の飼育頭数=%

約8.2万匹÷約1,980万匹=0.41%

全体数で見ると、様々な理由により発生してしまう本当に僅かな数字です。

一年間で購入される頭数÷10>殺処分数

約85万匹÷10=8.5万匹>約8.2万匹

10人に1人が選択する事で殺処分の必要が
無くなります。