切迫早産で入院していると、週に一回、腹部エコーで胎児ちゃんの様子を確認します。
その度に胎児ちゃんの推定体重を知らされます。
この時に知らされる推定グラム数が本当に楽しみで、1グラムの単位まで正確に覚えて主人と両親、兄弟のグループラインにお知らせしてました。
入院生活での変化といえば、病院の食事とアムロちゃんの成長ぐらい。。。
推定1,000gを超えた時は、家族全員で喜んだのを今でも覚えています。
今日はお口をパクパクさせていたよ、今日は脚を自転車みたいに漕いでいたよ、そんな会話が私たち家族の希望の光になり、まるでそれは一つの成功させなくてはいけないプロジェクトのようになっていきました。
まだ胎児の息子の成長という共通の話題を通じて一丸となっていく様子、それはまるで一族だけの宗教のようでもありました。
この子は生まれる前からみんなに心配してもらって、そしてみんなの絆を強くしているんだなぁって、嬉しくてたまらないのです。