CNN特番「ビンラディン襲撃作戦の裏側」 3 | shellvalleyのブログ

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米国が計画した特殊部隊によるビンラディン邸の強襲。
そのために必要なのは、最強の兵士だった。

選ばれたのは、海軍特殊部隊SEALs。
海軍の精鋭中の精鋭を集め、世界一厳しいと言われる訓練を積んだ最強部隊だ。
元海軍特殊部隊SEALS隊員は語る。
「一番最初の基本的な訓練で、130名の隊員が20名まで減ります。」

何キロも走り、泳ぎ、数百回の腹筋と腕立て伏せ。
これは毎朝のウォーミング・アップに過ぎない。
本格的な訓練は、その後から始まるのだ。
「授業の初日に教官から、こう教えられます。
“一番重要なのは体を鍛えることではない。心を鍛えることだ”と。」

一例を挙げれば、溺れる訓練。
両足も縛られ、両手も後ろ手に縛られる。そして、足の着かないほど深いプールに飛び込むのだ。
「これは心の訓練です。どうしてもパニック状態になってしまいますが、
心を静かに落ち着かせ、心拍数と呼吸を整えます。」

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さらに“地獄の6日間”といわれるトレーニングがある。
ほとんど寝ることができない。冷たい水に浸かり、あるいはボートを担いで走り続ける。
「チームで一番タフな男でさえも、限界ギリギリの状態になります。
この訓練を乗り越えないと一人前にはなりません。
この困難を乗り越えた時に、自信がつくのです。
そして何事も諦めない強い精神力を会得できます。」

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何よりすごいのが、このハードな訓練は、朝起きた瞬間から直ぐに始まり
そして永遠に続けているということだ。
ではなぜ、SEALの中で、チーム6が選ばれたのか?
「このチームは、対テロ対策や人質の救出を専門としています。タフな連中です。」


特殊部隊は、パキスタンにあるビンラディンの邸宅と全く同じ建物を訓練基地に作る。
もちろん、実際の敷地の中はよく分からないので想像で作ったものだ。

そして来る日も来る日も、この建物で訓練を続ける。
ありとあらゆる不測の事態を想定するのだ。
全てが不確かな中で、訓練が続く。

(続)