大人数で暮らすこと | shell studio

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最近は、テレビなどでも大家族の特集があったりしますね。
10人やそれ以上の家族が共同生活していたりすると、
それはそれは色々な問題が起きて、
本当に「毎日が大変だあ!!」ですよね。

我が家も一時期までは11人家族でした。
義弟家族の次男坊、12人目が生まれるときに、
さすがに家に収まりきれなくなり、
別宅へ引っ越していきました。

現在は8人家族、それでも十分すぎる人数です。

テレビでもやっているように、
大家族というものは得てして「大騒ぎ」です。
朝トイレと洗面所の奪い合いから始まって、
朝食、お弁当、着替え、洗濯物、学校へ行くしたく…。

こどもがひとり、またはふたりであれば、
全然大したことではないと思われる
「学校からのお便り」に目を通して、ハンコをついて、
集金袋にお金を入れるということだけで
てんやわんやです。

ちょっと特殊な事情、つまり「遠足」だったり、
「授業参観」だったり「調理実習」だったり
「社会見学」だったりすると、
もうてんやわんやにターボが炸裂です。とほほ。
正直言って、もう、毎日毎日毎時毎時トラブル続出です。

しかし、一応大家族の良さというものもあるんですよ。
ただ大騒ぎなだけではないのですよ。と、信じたい。

まずは大人の関係。
お父さんとお母さん、プラスおじいさんおばあさんの4人がいると、
それぞれが複雑な(^^;)関係を展開しています。
別に仲が悪いとかいいとかではないのですが、
それぞれが喧嘩をしたり仲良くなったりする。

さらに子供たちは、高校生・中学生・小学生・保育園なので、
それぞれがまた微妙な関係を作っています。
毎日勢力が変わります。

押したり引いたり、微妙な駆け引きが必要です。
大声で泣いたり、わめいたりして
要求を通そうとするのは、我が家では一番のご法度。
それを誰かがすると、すべてがご破算になる可能性が大です。
つまり、食事に行こう!!
となったときに、
「ぼく焼肉!」「ぼくお寿司!!」「ぼくオムライス!!!」となりますが、
この際、大声で「これがいいのーっ!!これじゃなくちゃやだー」
なんて駄々をこねるモノがいると、
なんと食事に行く企画そのものがオシャカになります。

そういうルールなので、
子供たちはあの手この手で相手を落とそうと策略と相談を始めるのです(^^;)
いつも自分の要求が通るわけではない。
けれど、みんなのことを考えて、決まったことには従う。
そして、よいことがあった兄弟や仲間には、
「いいなあー」「ずるーい」ではなく、
「良かったね!次はきっとぼくの番だね!」ととらえる。

こういうセッションが、
普段からできることが大家族の良さかなあ、と思っています。