飲み会に子どもを連れて行くべきかどうか | shell studio

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最近、こんなアンケートをみました。
「飲み会に子どもを連れて行ってもOK?」

難しいところですよね。
だいたい宴会というものは、2時間くらいは当たり前。
場合によっては、それ以上の長丁場になるものです。

その長時間の間、
子どもは果たしておりこうさんにしていられるか…?

と考えると、月齢・年齢にもよりますが、
まずは難しいですよね。

0~2歳くらいの子にとってはまったく楽しい場所とは思えません。
もちろん、おじいちゃんおばあちゃん、親戚の方々との会食なら
がんばれないこともないでしょうが、
その間に起こる事態を想定すると、
まあ、お母さんはじっと座っていたり
おしゃべりに花を咲かせることはかなり困難でしょうね。

さらに年齢が上がって、
3~5歳ともなると、今度はじっとしていられません。
お腹がすけば、すいたすいたとぐずるし、
好きな食べ物でなければ、見向きもしないし、
食事自体はものの15分で終わってしまって後は
「ねえー、もう帰ろうよー」攻撃になるのは間違いなし。
お店の備品が壊れないうちに、退散したくなっちゃいます。

6歳~なら、場合によっては携帯ゲーム機などがあれば、
多少の時間は稼げるかもしれません。

しかし、大勢の大人たちの間で、会話に加わることもなく
自分の世界に入って黙々とゲーム機をいじっている姿を見ていると、
「それならおうちにいた方が…」と思ってしまいます。

かといって、それじゃ子どものいる人は
外で飲むことはまったく無理、というのじゃあんまりです。
たまには上げ膳据え膳で、美味しい料理とお酒に舌鼓を打ちたいですよね。

「子連れ様」という表現があるようです。

つまり、
「子どもが泣いたり暴れたりするのは当たり前でしょ」
と開き直った態度で、子どもを連れ歩く親御さんのことです。

静かにして欲しい公共の場やコンサート会場、バーなどで
子どもが大声を出したりぐずったりしていても、
ほったらかしにしている親御さんへの蔑称ですね。

ここは本当に難しい。
開き直っているわけじゃない、
何とかしたいけどなんともならなくて、
途方にくれているのだ、という意見もあります。

一時期、あちこちで論争に発展した
「飛行機の中で泣くアカンボにがまんできない」というものに似ていますね。

泣かないで大きくなったアカンボは、
この世に一人もいないのです。
迷惑をかけないで育った子どもは、
世界に一人もいないのです。

でもでも、私自身は、大人だけの宴会には
子どもを連れて行かないような気がします。
そして、さらに言えば、場合によっては連れて行く。

この感覚は、「信号無視」みたいなものです。
基本的には信号を守る。
みんなのルールだから。
それを守ると、スムーズだから。

大丈夫、と思えば、そっと実行すればいい。
その場合、自己責任です。
自分の感覚を信じて、えいやっと飛び出す。

「飲み会に子連れOK?」は、
まだまだ長引くテーマですね。
皆さんはどう思われますか?