保育園時代はあまりなかったけど、
小学生になってくると増えてくる、お友だち付き合い。
「○○ちゃんちへいってきまーす!」
ってやつですね。
保育園時代は、我が家の環境もあって、
ほとんどお友だちのおうちへの行き来はありませんでした。
田舎なので、車で行かなくちゃ行かんのですよ。
しかも、小さい子ども同士にして置いて来てしまう訳にもいかず、
すると、相手のおうちに上がる、または自宅にお招きするという形に
なってしまうのですね。
主婦にしてはけっこうなハードル。
保育園の親御さんというのは、平日昼間は基本働いているお母様方ですし。
家族がやっとそろう土日に、のこのことお邪魔もできません。
と言う訳で、意外と顔を合わすことがないんです。
ところが、小学生になるととたんに子どもたちもわらわらわらわらわら、
動き出します。自転車などという夢のつばさを手に入れてしまったら、
そりゃもうマッハでゴーッってなもんです。
現代の子どもたちは平日はけっこう忙しい。
塾やプールやテニスや柔道や太鼓やよさこいやそろばんや空手や書道や。
この過疎化している地域ですら、これだけの習い事の種類があります。
となると、必然的に土日。
勝手に約束してきて、
「土曜日、10時から○○ちゃんと○○ちゃん来るから」
ええーっ。まあいいわ。じゃお昼食べさせてあげるから、
1時まで遊ぼうか。2時からは、きみたちスイミングだからね。
そしたらついでに○○ちゃんも来た。
いーよいーよ、もともと4人いるところが5人になっても6人になっても
あまり変わらないから ← 本 当 で す。
なんだかどれがわが子かわからない状態で4時間ほど、
ほったらかしにしておきました。
途中、中カラのカレーライスをはさんで。
小さいベビーなジャガイモがたくさんあったので、丸湯でして、
皮を向いたつるりとしたのを、ごろごろほおりこんでおいたら、
「このジャガイモきってねえーっ!嘘ーっ!」って騒いでいた。
かわいいなあ。
そして午後、それぞれのママが三々五々、回収に来ました。
そのとき、赤ちゃんのいるママにえらく感謝されました。
「ふたりの子どもが、ひとりになると、本当に助かるの」
わかります、その気持ち!!!
そうなんですよね、兄弟ふたり、そのうちひとりが小さい子だと、
本当にママ一人では手に余るんです。
あっちもこっちも何とかしようとして、片手片足でがんばっているんです。
オムツを代えてる横で牛乳をひっくり返され、
電話がかかってきてるところへ兄弟げんかで小さい方が大泣きで、
買い物に行けば、アカンボをベビーカーに入れてる間に上の子がちょろちょろと飛び出して…
手が4本欲しい!
と思うところなんですよね。
ところが不思議、三人四人になってくると、意外とまとまるんです。
小さい子の面倒も、見てくれる気の利いた子が出てきたり。
お互いにプライドを持っているから、
「ママーッ!!」って叫ばなくなります。(多少は、ってレベルですけど。)
子育て中はお互い様だから。
助けられるものなら助けてあげたい。
助けてもらってきたから。
こっちも半分おぼれているので、
できることしかできないけど。
世の中のママ、一人じゃないですからね。
お互いに、お互い様だからね、がんばっていきましょう。