あれこれ書こうとしていたら時間が経ってしまったので、備忘録的に。
 
9/28、昼公演を観劇しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のメンバーで朗読ユニット組んで定期的にやってほしい。
もうね、アドリブとシリアス、ぶっこみ(つっこみではない)と受けのバランスが良すぎて。
岸尾さんのキレの良いアドリブが凄い。やっぱ岸尾さんはすごい。
 
朗読劇って何故かシリアスな題材が多いような気がしているんですね、ワタクシ。
なので、今回のような、終演後に笑い疲れてすがすがしい!くらいの演目があってもよいと思うのですよ。
 
観劇後に何が残るのか?
「推しかっこいい」「いい声」「声優の技術すごい」からもう一歩進んだ感想を観客から引きだせるかどうか?
それがこの先生き残るコンテンツになるでしょう。
 
ま、今回のメンバーはスケジュールが大変、リハも3パターンやる。と小野さんは事前にラジオでお話していましたからね。
そりゃそうよな。
厳選!って感じの、一人で朗読劇やってもお客さん集められる人たちですからね。
 
この先、「Voice Boxに呼ばれるのが目標」みたいな若手が出てくるようになるといいね。
 

入場時に本日の配役が書かれたパンフが配られるのですが、照明操作や音響操作といった現場レベルのスタッフさんも名前が載っていて、へー、こういう気配り初めてみたわ。と感心。

でもアンダーの子たちの名前が載っていなかったので、次回からはぜひ、アンダーの子も名前を載せてあげてほしい。

もしかしたら業界の慣習で載せないのかもしれないけど、最近はミュージカルもスウィングや稽古ピアノまで名前載せています。

 

ちゃんとXで紹介している岸尾さん。

こうしてポストしてくれると、アンダーの子たちもモチベーションあがるでしょう。

あと、パンフに名前があったら、アニメとかで配役があったときに「あ、ボイボでアンダーやってた子だ」って思いだせるしね。

観客が直接顔を見るわけではないですが、声の情報しかない声優業界の中で、名前の情報って重要だと思うんですよ。

 

 

終演後、どなたかのファンの方が「こんな機会をくれて、おのDに頭あがらない」ってお話されていて、小野さんのファンとして親戚でもないのに勝手にうれしくなりました。
あと、事前にディカプリオ主演の映画『華麗なるギャツビー』を見てきた人もちらほらいたようですね。
比較的コアなファンの方が多かったのか、みなさん現場慣れしているし、予習もきちんとする。
 
そしてアドリブもネタがわかる。
 
これがちょっと個人的に引っ掛かりまして。
この先ボイボが目指すところはわかりませんが、声優のファンの外側にいるお客さんを呼ぼうとするのなら、紙一重になってしまうところなんですね。
 
いやなんでこういうこというかって、声優ファンって狭い世界なのよ。マジで。
作品のファンのパイが大きくても、その中で声優のファンがどのくらいか、という世界なんです。
だから声優コンテンツがどこまで集客できるか?
声優のファンだけでコンテンツが続くのか?
ボイボに限らず、どのコンテンツでもそうなんですけどね。
 
余計なお世話ですけど、そんなことを考えながら帰路2時間特急に揺られていたのでした。