宝塚歌劇の一連の報道に加えて、ここ数日の訃報や休養のニュース。

情報が入るだけで気が滅入ってしまいますよね。

 

ここ数年ことに思うのは、推しが元気で「普通」に活動していることって当たり前じゃない。

たぶん、これはワタシ自身の推しの年代が上がってきたからだと思いますが。

30代くらいまでは推しは活動していて当たり前という感覚がどこかにありました。

 

しかし病魔というのは、本人の知らない所でスッと入ってくる。

生活習慣病でもない限り、ほとんどは防ぎ用がない。

 

巷ではストレスケアがどうこうと言われることもありますが、ストレスというのは普段ケアしていようが、自覚が無かろうが、サイレントキラー的に自身の中に蓄積してしまうものです。

そして自身の許容値は自覚がないほどわからない。

許容値を越えたストレスがなんらかの身体症状となって現れます。

 

ストレスでさえこんな感じで知らず知らずのうちに入り込みますが、もっと怖いのはある日突然体の機能が停止してしまうこと。

 

ワタシもあと数ヶ月心臓を放っておいたら、もしかしたら急性心不全でいまこうしてブログを書くことも無くなっていたかもしれません。

 

健康が大事なのは、私たち応援する側も同じ。

いつ病気になるのか、不調を来してしまうのか。

それは誰も予想できない。

 

仮に病気が治っても、一体どのくらいの人が病気以前のように推し活を再開できるのでしょうか?

 

いつ現場に行けなくなってしまう日が来るかわからない。

ファンレターが宛てのない手紙になってしまう日が来るかもしれない。

逆に自分が、推しにお手紙さえ書けなくなってしまう状態になる可能性もあります。

 

推しは推せるうちに推せ。

これは推しという存在があるうちに、という意味で使われることが多いでしょう。

でも推す側のワタシ達ファンも、いつまでも同じペースで推せるのかどうかわかりません。

だからこそ、特に10代20代のファンの子には、今の「好き」という気持ちを大切にして欲しいなと思います。