12月もよろしくお願いします、蘭月すばるです。
さっそく今日の投稿ネタが「好きな声優さん」と出ました。
「声優」という括りで単純に声が好きと言ったら子安武人さんか緑川光さんですね。
声質は全然違いますが。
子安さんって、声だけでカリスマ性があるというかね。
緑川さんは、なんか声を聞くとキュン❤とします。
思春期の頃の記憶を刺激するからかもしれません。
(思春期の記憶も何もないけど)
小野大輔さん。
声優というよりはアーティスト方面でハマっているので…
(そういえばおれパラグッズが発送されたとメールが来た)
いや声も好きですけど。
昨日、声優は裏方という単語がトレンド入りしていました。
確かにその通りかもしれません。
今は何でもやらせすぎという意見もあります。
ワタシは女性声優さんの世界は詳しくはわかりませんので、自分が見てきた限りの男性声優方面の話になりますが、今現在の声優の在り方?というか、働き方?使われ方?は事務所が仕掛けてきた部分もあるんですね。
所属タレントを使ってもらうために「ウチのをキャスティングして貰えばプロモーションに本人が出ます」という感じで売り込みをしていた時期がありました。
これが2000年代初め頃、90年代後半の声優ブームから声優希望者も増え養成所が乱立して、若手声優の質が均一化してしまった時期と重なるんですね。
「誰を使っても一緒」なら、本人が出られるなら、という感じになって行って、今やそれが当たり前になったのだと思います。
中には「表に出たくないから声優になった」という人もいるとは思いますが、芝居を磨ける人なら今でもご活躍はされていますけど、表に出たくない、あれはやだこれもやだ、それで芝居(職業能力)も平均だったら、それは声優業界に限らず、どの芸能ジャンルでも淘汰されてしまうでしょう。
90年代から、「表に出る」人はいないわけではなかった。
でも「声優として」表に出る時はアニメのプロモとかね、声優という仕事がベースにあってあくまでも「声」としてPRしたりという感じでした。
子安さんはまた違う意味で表に出ていた人だと思います。
ご本人がごくたまにお話していらっしゃいますが、当時は女性声優さんのアイドル化が目立ってきた頃で、その中で「男性声優も頑張っている」というアピールがあって色々な事にチャレンジしていらしたとか。
男性声優で言えば先駆者とも言えます。
シチュエーションCDや乙女ゲームは子安さんが始めたともいわれていますし。
(これはテラ子安伝説なのかもしれませんが)
小野さんに関しては、逆にアーティスト活動をしていなかったら、ワタシは声を聞く機会も無かっただろうなと思います。
男性声優に小野大輔という人がいる、程度の認識。
実際にどんな代表作があるかとか、そこまで掘らなかったと思うんですよ。
アニメキャラの声を聞いていても本人の顔がチラつくから声優には表に出て欲しくないという人もいます。
そりゃ本人が不倫やらなんやらで醜聞があったら、「ああ、あの人…」とはなりますけど。
アニメ見ていてそこまで声優本人がチラつきます?
本人がチラつくんだとしたら、アニメにハマりきれていないか、アニメが視聴者を世界観に引き込めていないか、はたまた声優の技量の問題かじゃないですかね?
「顔がチラつく」と言っている人ほど本人を意識してしまっているのではないでしょうか?
ワタシは浪川さんはじめバラエティ方面でのご活躍も見ますけど、声は声、ご本人はご本人。という感じで割り切れていますけどねえ。
で、結局。
これだけ声優人口が多くなった現在では、何かアピールがないとファンはつかめないということ。
それって声優だけの話では無いです。
「声優」という、言葉は悪いけど極端なオタクの世界だから、何かあると声の大きなファンが大騒ぎしているだけのような気がするんですね。
1つ、これは避けて通れないというのは、「SNS」
一説には「SNSをやっているかどうかで役が決まることもある」という噂も聞こえますが、今、たぶん一番情報をダイレクトに視聴者(顧客・ファン)に届けられる、知るきっかけになってもらえるのは、TwitterをはじめとしたSNSになってしまっています。
これは声優業界だけじゃなく、田舎の自営業でも変わりません。
裏方だから自ら情報発信しなくていいというわけでは無いです。どの職業でもね。
情報が氾濫している時代になってしまったからこそ、本人が発信する情報に意味があるはず。
じゃなかったら、ネット掲示板と変らなくなってしまいますからね。
所詮はワタシはここで書いていることも、Twitterで1ファンが呟いていることも、情報の信憑性としてはネット掲示板と変わらないということです。
過剰にサービスする必要は無いと思いますがね。
プライベートでどこ行ったとか、そんな情報はいらないし。
それを求めてしまうと、それこそ自分の「推し」を追い込む事態になりかねないですし、SNSだからと言って良い悪い関係なく距離を間違えてもいけない。
それはファンのモラルにかかっています。
なんかここまで書いたら、働かせすぎというよりは、ファンとの距離感も変わってそこに戸惑っている人も増えたんじゃないかと思えてきましたが。
何処までがやるべき仕事で、ファンサなのかという話になりますね。
ヅカファンを兼ねている身としては、男性声優方面とはパイが桁違いということも付け加えておきます。
