秋晴れの気持ち良いお天気。
こんにちは、さすらいのモノ書き、蘭月すばるです。
先日の豪雨がウソのようです。
テレビのニュースでワタクシの住んでいるこの首都圏のハワイが散々報道されていたらしく、親戚や知人からお見舞いの電話をたくさんいただきました。
台風、台風、そして豪雨。
でも、家が無事ならなんとかなる。
東京までの特急が運転再開するかしないか?という中、行ってきました。車で。
Kiramuneリーディングライブ『密室の中の亡霊 幻視探偵』
の、ライブビューイングを隣のイクスピアリで鑑賞しました。
詳細はKiramuneさんのHPをご参照頂くとして。
朗読劇なので、ストリートプレイのお芝居以上に観客の解釈が多様になると思いますが、僭越ながらワタクシの感想を。
観たのは浪川さんチーム。
膨大なセリフを捌きながら舞台をまわす浪川さんがさすがだったのは言うまでもなく、岡本信彦くん。
4公演全部演技を変えていたそうで、27日昼公演は犬系男子。
かわいい。
かわいさで全て許されそう。
のぶくんはああいう、人当たりの柔らかい役のイメージがありますね。
ペルソナ~トリニティ・ソウル~で子安さんの弟やってた時から。
そうそう、のぶくんを知ったのは、子安さんのファンだったという話でね。
今回のお話の最大のマボロシは、のぶくんの役だった、というオチ。
浪川さんとの掛け合い、間合いが絶妙で、観客の「クスッ」と笑う隙間を作っていました。
その隙間がないと、最悪飽きる人も出てしまうだろう所が朗読劇の難しさだと思うのですが、いいタイミングでアドリブを入れているんですよ、この2人が。
失礼ながら客層的に「推し見たさ」で来る観客も多かっただろうこの催し。
ストーリーもミステリーだから、ちゃんと見ていないと分からなくなってしまうものなのですが、浪川さんは1秒たりとも客を飽きさせません。
小野大輔さん。
何を隠そう、いや、今更隠すこともありませんが、今回リーライのライビュを決めたのは小野さんが出演されるからです。
病院行ってあんな先生がいたら、逆に血圧と脈拍が上がるわ。
診てほしい。…いやむしろお医者さんごっ(以下略
整ったお顔立ちがとにかくハンサム。
今まで小野さんの「昭和のハンサム」にどうしても違和感があったのですが、分かったよ…
1920年代の男性がこんなにリアルな人もいないでしょう。
思わずセミノケツを拝んでしまう。
島田敏さんとの迫真の言い合いのシーンもあり。
声を荒げる所でも、単に大声を出すというのではなく、理知的な人が超常現象や黒魔術的な片棒を担がされた焦りが分かる芝居の仕方。
そういう細かい調整と感情の乗せ方が上手い。
共演した若手の子も、その技術を盗んでほしい。
最近は余り、先輩の技術を盗むって聞かなくなりましたけどね。
役の解釈の仕方とか役へのアプローチの仕方とか、それはある程度は養成所でも教えてくれるでしょうけれど、さて、その先。
自身の解釈をどうやって声で表現するか?
それが声優に一番求められる技術じゃないのかな?と思っています。
少なくともワタクシはそこに注目しています。
Stay-Luck_Official@stayluck_tw
《STAFF》 浪川大輔が出演させて頂きました【リーディングライブ『密室の中の亡霊 幻視探偵』】ご来場頂きました皆さま、ありがとうございました! https://t.co/tPowspFmCj
2019年10月27日 22:41