2021年冬のアニメで一番真剣に見ていた番組が、スケボー青春アニメの『エスケーエイト』

 

 

スケボーはスケボーでも、バトル要素の入った独自の競技でスピードを競うんですね。

 

ワタシがどこでハマったかというと、これ、高校生が主人公なのですが、若者と大人になった元若者の対比が程よいバランスで描かれているんです。

それで、何で見ていたかって、子安武人さんと緑川光さんが共演しているから。

そして松本保典さんも♪

 

放送が始まった頃は、「はぁ~、緑川さんの大人クールな声最高」(あとキャラが美麗なの)としみじみしながら見ていたのですが、話数が進むにつれて愛抱夢がグイグイ出て来るようになると、やっぱり耳が子安さんの声に悦んでいる。

 

愛抱夢こと神道愛之介は国会議員なのですが、良家ゆえの自分を抑えて成長しなければならなかった過程で、ずっと鬱屈したものを抱えていたのだろうと。

愛抱夢というキャラは仮面を付けているので、表情は分かりにくいんです。

内面に抱えた、表に出せない感情をセリフに滲ませるという子安さんの独特のセリフ回し。

そして最終回に向けてより一層狂気を醸し出す。

 

いやー、好きだわ~。

 

毎週日曜日の朝に、Twitterのトレンドのおすすめに「忠愛」という単語が出て来るのですが、はて…?

エスケーエイト関連のワードということで、恐らく愛之介の議員秘書・菊池忠のことだとは思っていたんですね。

 

最終回を見て、Twitterで他の方々の感想を見ていてようやくこのワードの意味が分かりました。

カップリングか!

忠と愛之介の!!

 

ワタクシ個人の趣味では、BLという思考がもうすでに無いので思いつかなかった。

かつ、子安さんは絶対的に攻める方だと信じているので、「愛忠」だったらもっと早くにピンと来ていたかもしれません。

 

 

円盤が発売されますが…

なっ… 愛之介さまと忠のタペストリーだとッ

 

子安さんはご本人の『KOYASU RADIO』第9回の中で、「愛抱夢はドヘンタイ。俺だってさ、隣で光くんがかっこいい役やってんの羨ましいよ。松本さんのジョーかっこいいなって思うよ」と言いつつ、ヘンタイは役者としてやりがいがあるという趣旨のお話をされていました。

 

過去、子安キャラと言えば度々ぶっとんだキャラが存在しますが、子安父「なんだろうね、やりすぎちゃうのかな」。

 

でもアニメって絵があるとはいえ、基本セリフだから見ている方に伝わらなければ意味がないですからねぇ。

 

それでワタクシ、過去シュラトのガイから少女革命ウテナの桐生冬芽くらいまで色々と子安キャラに触れてきたはずなんですね。

よく沼にハマらなかったなぁ、と、今改めて思うわけですよ。

沼っていてもおかしくなかった。

思い返せば、当時「カッコイイ」と思ったキャラは殆どがcv.子安武人だったわけです。

冬芽もそうですが、『PAPUWA』のハーレム隊長とかもね。

 

20年ほどアニメを殆ど見ていなかった時期でも、子安さん版でリメイクされた『エリア88』はしっかり録画しておりましたし。

エリハチは原作が好きということもあり、そして子安vs緑川という世代にとってはオイシイ布陣だったんです。

まぁ、エリハチTVアニメ化で風間真を子安さんがやるって第一報の時は「え? 子安さんはサキでしょ?」と思いましたが。

実際放送が始まると、違和感ないわ。

サキが高橋広樹さんだったこともありますが。

まっ黒の汚れ役の緑川さんも良かった。

どちらかというと子安vs緑川の構図では子安さんが悪役に回りがちだから。

 

もう1つ子安さんキャラの話

『裏切りは僕の名前を知っている』 祇王天白(ぎおうたかしろ)

公式サイトが見つからなかったので、リンクはwikiです。

 

リアタイはしていなくて、2019年になってからdアニメで見たのですが、もうね、別推し目当てで見ようとしたはずだったのに、長髪ストレートの子安さんボイスが登場したら、あとはずっと天白様しか聞こえないですよ、ええ。

仕事中に眼鏡かけてるのもイイ。

子安さんカッコイイキャラの決定版です。

原作の方の天白様はあとあと色々あるようですが、アニメではそこまで描かれていないので。

 

いやいやいや、自分の中では「好きな声優さん」というレベルでしたが、実はわりとハマっていたんじゃないか?と思いました。