最低気温が10℃を下回り、そろそろ冬眠の季節です。
こんにちは、常春と言われる関東某所に住んでおります、蘭月すばるです。
 
連休中に法事がありました。
法事ばっかりやってるイメージでしょ?
今年は特に多くて、香典貧乏ですわ。
 
そして遥々甲信越地方から来た従妹、着いた時の第一声が「あたたかい!」
彼女が取り出したもの、それはDVD-R。
「東京エンカウント弐、録画したやつ持ってきたよ」
わざわざDVDに焼いてくれたのか。カワイイやつめ。
彼女とはほぼ親子くらいの年の差がありましてな。
(父親同士が兄弟なのですが、そもそもこの兄弟が14歳離れているのです)
 
一通り来客をお見送りして、一息。
よし、じゃぁみようか!
へー、去年ゲストに出てたの? 知らなかったよ!AT-X入ってないからな。
 
緑川光さんのゲスト回
「うちの嫁」ネタを話す緑川さんに萌えるわ。
なんだかほのぼのしますな。
若い頃自分が好きだった声優さんがお幸せなのっていいよね。
 
そこでふと思うけど、今の声優さん、特にアイドル・イケメン路線で売ってる人は結婚すると荒れたりしてかわいそうになる。
男女問わずね。
もちろん、その人のファン全員が荒れているわけじゃなくて、ほんの一部なんでしょうけれど…
その一部に限って、SNSでの発信力がやたら高かったりするからタチ悪いよね。
 
推しが幸せ振りまいてくれたほうがいいじゃない?
緑川さんみたいな旦那さんが欲しいと、年甲斐もなく思ってしまいました。不覚。
 
ワタクシ、残念ながら石井さんを見ていてもなぜか「幸せ」感が無いのですが笑、緑川さんは「幸せ」感があるね。
これはアーティストのスタンスの問題だし、ファンがどこに夢を見ているか?で変わりますから仕方ないのかもしれない。
石井さんの場合は事情が事情だから。
 
尤も、声優にイケメン路線は必要なのか?という疑問は昔からあります。
声優雑誌だって多すぎない?
そのわりに出てる人はほとんど同じでしょ?
雑誌間でカルテル結んでいるのかくらいのレベルでさ。
人気声優をブッキングしているから、そりゃ同じになってしまうのは仕方ないかもしれないけれど、なんかもっと、バリエーションがあってもいいと思うのよ。
それこそ90年代はアニメージュに少し声優ページがあるくらいでした。
声優グランプリを弟が買ってきた時はびっくりしましたね。
ついにここまできたか、と。
 
声優のイケメン路線に疑問なのには理由があって。
あくまで「声」で演技するはずの職業なのに、イケメン・イケボだけでキャスティングされてしまい、芝居の下手さにアニメの良さまでぶち壊した声優さんがいたんですよ、昔々。
(その声優さんは今でも現役ですが、事務所を転々としていらっしゃいます)
 
イケボは大事だけれど、演技があってこそのイケボだからね。
あと、イケメンはどうしてもイベントに引っ張り出されて、本人が声優としての修行を積めないリスクもあるという…
そうなると結局はイケメンじゃなくなった時に、本人の立ち位置が危うくなってしまうんですね。
今の20代から30歳くらいまでの男性声優さんとか、ユニットもたくさん出来ていますけど、はて、40歳になった時に誰が第一線で活躍しているのだろうか。
 
緑川さんは『南国少年パプワくん』のシンタロー役で殻を破ったという話が有名ですが、ギャグ作品を見た目イメージに固執せずにどこまで声だけで振り切れるのか?というのも、1つのターニングポイントになるでしょうね。
子安さんしかり。