国際協力とか、海外ボランティアとかいうと、

どうも敷居が高いとか、偽善的だ、とか考える人が多いかもしれない。


かく言う自分も、今までそういった途上国開発を考えることをしてみたり、

海外でボランティアをした経験があるものの、

どこかで、本格的にはそういうものに打ち込んでいないんだ、と思い込もうとしていた。

なぜかと言うと、そういうのに力を入れていると言ったりすると、

「いかにもいい人」と思われそうだから。

そして、そこから偽善的、とかそいうことしている自分に酔ってるとか思われるのが嫌だった。


でも、最近そういう考えは少しずつ変わり始めた。

国際協力も、海外ボランティアも、それぞれの生き方なんだなあと、そう思い始めてきた。

実際に今日、お台場で開催された国際協力団体が集まるイベントであるグローバルフェスタに行ってみた。

いろんなブースに言ってみて10人くらいの人とお話をしたが、彼らが心から楽しんでいるように見えたのだ。

協力隊も、NGOも、大使館も、IMFも・・・笑

だから思った。

国際協力や海外ボランティアは、ひょっとすると趣味に近いものがあるかもしれない、と。

自分をワクワクさせる何か、いてもたってもいられなくする何か。


それがたまたま国際協力や海外ボランティアだっただけだ。

それが競馬かもしれないし、映画鑑賞かもしれないし、ゲームかもしれないし、スポーツかもしれない。

そもそも国際協力などは強制的なものではなく、自らの意思で選ぶものだ。

「好きでやってるだけだよ。」

実際にはこういう人が多い気がする。

だって、「途上国の子供たちのことを思うと、いてもたってもいられなくて、何かしなきゃいけないと思ったのよ」

と語る人だって、途上国の子供のことを知っても、別にその人自身が何かしなければならない、という義務だって、責任だってないのだ。

ただ、自分の自由意志で、したいという希望で選んだだけ。

実際に、その人は国内で起きた火事や事故のことを知ったとしても「怖いわねえ」で終わらせてしまい、啓発活動や消防団などに参加することは選ばなかった。

そう、自分の意思で選ばなかった。



要は、もっと気楽に構えると良いということだ。

やりたい、と思ったらやる。趣味のように。

やりたくない、と思ったら別にやらなくても全然いい。

変に構えるよりも、これくらい力を抜いて考えたほうが、国際協力やボランティアなどは始めやすいし、続きやすいんじゃないかな?


って、今日のイベントに参加して思った。