恋愛とは積み木なのではないかと思う。

完成させたらまた、次の積み木が現れ、それがどんどん続いていく。

もちろんはじまりはまだ付き合っていない男女が出会ってデートに誘ったり、メールしたりするところから始まる。

であったら積み木の一番下の段が出来て、一回デートしたら二段目、メールで1ピース1ピース積み上げてっていう具合になるだろう。

そして、告白という行為によって一番上の1ピースが乗せられて「恋人関係」という積み木を完成させることができるのだ。



しかし、これで全てが終わったと思ってはいけない。

これから「彼氏、彼女」としての積み木を位置から積み上げていかなければならない。

これには付き合う前よりも、もっといくつかの段階があり、大きな積み木になるだろう。

とりあえず手をつないだら、下の段完成、相手のために何かが出来たら3ピース積み上げて・・・といった具合である。


しかし、この積み木は崩れることもある。

例えば喧嘩したり、価値観が合わなかったりしたら、2段くらいイッキに崩れてしまうかもしれない。

しかし、そういったことは恋愛という積み木を積み上げるにあたっては当然の行為、ひいては「試練」なのである。


問題はそれが起こってからである。

人によっては、今まで積み上げてきたものを崩された勢いで怒ってしまい、「恋人関係」の積み木を全て自らの手で崩してしまう人もいる。


しかし、これをもういちど自分の手でひとつひとつ丁寧に積み上げていくことこそ、恋愛において一番大切な部分なのではないだろうか。

一度崩れて、それをもう一度積み上げた部分は、崩れなかったところと比べて、より強く、安定して造られているに違いない。

そのようにして、決して他人には真似できない、ふたりだけの積み木が高く積み重なっていくのだ。



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