山での生活はもう5日目を迎えた。
外は-10度の世界だ。
露天風呂に入ろうものなら髪の毛凍り、タオルも凍ってしまう。
ホテルのスキー場以外には何もない。
私はただ部屋で旅行記を書いて、本を読んで、そして風呂に入って寝る。
東京の生活のありがたさが身に染みて感じられる。
また、正月に実家に帰れないことも寂しい。
しかし、これは私が自ら行った決断なのだ。
それに今回は秘策がある、
精神的な秘策だ。
考えようによってはこのリゾートバイトは、「復活のチャンス」であり、「人生の拡張」でさえあるのだ。
東京に帰る1月11日、111の奇跡を起こした私は社会人から学生へと、「復活」するのだ。
一度奪われた自由を再び取り戻すのだ。
その時私の前にはどんな景色が待っているだろう。
東京の町はどのように映るのだろう。
それまでは自分をストイックに追い込むことにした。
何と14連勤。
一日8時間労働。
これこそ限界突破だ。
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