今日は東京ドームで野球観戦。
おそらく私の学生生活最後で、かつ東京ドームでの最後の観戦かもしれない。
学生時代には幾度となく足を運んだ。
そのたびに私は巨人を応援した。
巨人ほど愛するチームはない。
ごめん、嘘ついた。
私はいつも中日を応援し、中日ほど愛するチームはない。
今日はそんな中でも特別な日になるはずだった。
そう、はずだったのだ。
しかし、その夢はついに叶わなかった。
ラミレス、高橋にホームランを打たれた。
さらにホームランを打たれた。
そしてホームランを打たれた。
え、そんなに打たれてない?
そう、すべてホームランを打たれたくらいショックだったのだ。
一方の中日は
セブランC,コブラ、いいバッター、Ah luckyなどが凡退して、9回佐伯のホームランで挽回するのがやっとだった。
しかし、一緒に観に来た人は楽しんでくれてたようなのでよかった。
なんだかんだで野球ファンでよかったと思う。
それは、野球が完全に自分のコントロールできない範囲で行われているから。
自分はただ、見てるだけ応援しているだけでうれしくなったり、悔しくなったりできる。
この絶妙な距離感がよい。
普通のテニスの試合なら、自分の実力がそのまま結果に反映される。
それに一喜一憂するし、それはすべて「自分の問題」なのだ。
一方、プロ野球は違う。
球場に入ると、普段の自分とはいったんお別れできる。
「中日ファンとしての自分」としてのアイデンティティを手に入れるのだ。
それはいとも簡単である。
精一杯応援して、応援して、勝って、喜んで。
でも、球場を出たらまた普段の自分に戻る。
試合で勝っても、別に自分自身に何かの利益が出るわけでもない。
だからこそ、いいのだと思う。
自分が当事者でないから、気楽に応援できる。
う~ん、でもやはりここで今シーズンを終えるのは何かもったいない気がする。
やっぱり明日の試合も応援しに行こう!
燃えよ、ドラゴンズ!!