何通かウォーリック大学のライブラリから手紙が送られてくる。



最初は成績評価かな? と思って見たらそれは借本の返還催促・・・



何~~(T_T)/~~~



まさか返し忘れた本があるのか!!



って見てもどう考えても俺が借りたことのない理系の本。




ま、しばらくすれば間違えに気づくか忘れるだろうと思っていると



約2週間後、またウォーリックから1通の手紙が・・・



やな予感・・・




今度は£85という文字が見えてしまった、罰金か



何故借りてもいない本のせいで1万円以上の罰金を支払わなきゃならんのだ!?



こりゃある意味ヤミ金のやくざよりタチが悪い!



だからメールにて借りていません! と送った。




しかし借りた記録が残っているというメールが返ってきた。




さすがにこれは無視した。






するとまた2週間後に同じ手紙が送られてきて今回はちょっと口調が強くなっていた



さすがに借金取りに寮まで来られると嫌なのでよ~く思い出してみた




すると途中で友達に学生証を貸していたことを思い出す!



そして本を借りていた可能性もある



これだーと思って早速MSNにて連絡を取ってみると



家のベッドの下にその本が埋もれていたとのこと・・・



そして俺の代わりに返して、罰金まで払ってくれた。






大事なのはここであらためてそいつとは真の友達であると実感できたこと。



ふつういくら当時仲がよくても、いつも一緒にいても、たとえ自分に非があっても



そこまではやってくれるか微妙である。



極端な話、距離も離れているんだからばっくれてしまうこともできるわけだ。



それを、そういう当たり前のことを何の文句も言わずに出来る人は素晴らしいと思った。






しかしもうこれでウォーリックからの手紙が来ることはなくなったわけだ。