今日は友人のワールドカップについての意見に反論したい。


その友人の意見

ー全体的に観てヨーロッパの方がサッカーのレベルが高いのでヨーロッパからの出場国を増やし、逆にサッカーのレベルが高くない他の大陸(例えばアジア、アフリカなど)を減らすべきだ。



確かにサッカーがとても好きな人、また詳しい人はこの意見に賛成だろう。だってそうすればより質の高いサッカーが観れるのだから。


しかし、ワールドカップは別モノだと思う。


ワールドカップは他のどのサッカーの大会とも性質の違うものである。

・競技、競うこと以外にも世界平和、国際理解などを目的としていること

・世界的に最も知名度が高く、ほとんどの国で視聴されていること

・普段はサッカーにあまり興味のない人でも観る機会が多いこと


このような点を考えると、より多様な地域から異なった文化、身体的特徴、プレースタイルを持った国が出てきた方が世界が一つになっている感じがあるし

他の地域の国のことを理解する機会が増える。

また、テレビに写るサポーター達のふるまいから、その国の人々のささいな日常の文化(生活文化)も
知ることができると思う。


また、ほとんどの国で視聴されていることを考える。当然視聴するにはただ観るだけでなく応援する国があったほうがおもしろい。

やはり自分の国が出ていなくとも同じ宗教、地域、人種の国が出ていると応援にも熱が入り観るのも楽しくなってくるのではないか。


また、普段あまりサッカーを観ない人、経験がない人というのはあまり詳しいプレーなどが分からない。実際そういう人が大半で詳しいひとはひとにぎりだとさえ思う。


そういう人がワールドカップに期待するものは異なる国同士がそのプライドをかけて戦っているのを観るという行為自体だと思う。



だから、極端な話今回中東の国は1つもワールドカップに出場していない。

この現実はその地域の人々にとって寂しいものだろうし、ワールドカップもつまらなく見えるだろう。


だから、中東枠をアジアとは別に設けるべきだと俺は思う。


それにアジア枠を減らす必要もない。むしろ1つのグループに必ず2国は入っているヨーロッパの枠を

減らすべきだと思う。


ワールドカップを全ての大陸でやろうとしているFIFAがなぜ試合になると手のひらを返したように

強い国ばかり選出するのだろうか。



だってヨーロッパにはまた別の身内だけでやるユーロとかいう大会があるから別にいいじゃん


まあこれは極論かもしれないけど、今回中東周辺から1カ国も出ていなかったので


憤りを感じたのであります。