カイロほど観光しにくい町はない。
そう実感したのは2日目だった。
この日は夜に夜行列車に乗るため、ホテルに荷物を置いておくことはできない。
よって重いバックパックをしょっての観光となる。
車は自転車並みの機動性を発揮して常に人にぶつかりそうになりながら進んでいく、車のクラクショは
聞こえるのではなく、浴びているようにうるさかった。
いたるところでう○このような悪臭が鼻をつき、空気は暑さと排気ガスなどの埃で霞んでいる。
バスはドアを開けたまま走り回り人々の好奇の視線が突き刺さる。
エジプトの観光シーズンは12月~2月なのでこんな時期に汗水たらしながら観光している
日本人は珍しいのだろう。
僕達はたまらず日陰に入って水を飲む。≧(´▽`)≦
普段あまり水を飲まなくてがぶがぶ飲んでいるまいけるを見てよくあんなに飲めるなあと
思っているのだが、エジプトではボトルの水を買って彼に習うのであった。
そうするとどこからともなくハエがよってくるはじめのうちは手で払うが、後半ともなってくると
それをする体力すらなくなってくるのだ。
今回は以前の中欧旅行の教訓を生かして後半でグダグダになるのを防ぐため、最大のハイライトであるピラミッドは最終日に取っておくことにしたので
今日は第二の観光名所のイスラーム地区を観光することにした。
エジプトは古くからイスラムが伝来し、その地区にはモスクを中心として多くのイスラーム建築が残っている。
夜行列車の切符を予約したラムセス駅からタクシーを拾って走ること20分。
メーター式で約160円だった。
これを考えるといかに空港タクシーがぼったくりであるかがわかる。
それにしても暑い、タクシーは空調がなく汗はじっとりと顔をぬらしていた。
名所を回りながら歩いているとスーク(市場)で一人のおじさんに声をかけられた。
何を探しているのか聞かれ、帽子を探していると答えると案内してやると言われて
ついていった。
しかし、いくら探してもニット帽と思しき帽子が見つかるだけで僕の探していた麦わら帽子は見つからない。
あまり長い間一緒にいると案内料金を請求されると思い、スークの人ごみを利用してキリがいいところで思い切って反対方向に逃げた。
再び発見されるとかなりヤバいし気まずいと思ったので念を押して遠回りしたり時間調節をしたりした
リアルかくれんぼだった。
しかし、今回はおにが強すぎた
おにはみーつけとわ言わないものの再び僕達を発見して薄気味悪い笑いを浮かべて近寄ってきた
。すると手のひらを返したように態度が急変し、
「いきなりいなくなるのは紳士的ではない、私は案内してやって疲れた、お金をくれ」
と言ってきた。
やはりきたか・・・ そして日本円にして300円ほどを要求してきた。
しかし、こちらとしても帽子が見つからなかったうえに待ちぶせをされていい気分ではなかった。しかしさすがに何もあげないのはかわいそうだと思い、3ポンド(50円)を出して、
「This or Nothing, dicide!!」ヽ(`Д´)ノ
と3回繰り返した。
これにはさすがの彼もちょっとのけぞってお金を取ってそそくさと逃げていった。
結局その日、麦わら帽子を見つけることはできなかった。
ちょっと日焼けした。
そんな街中とは一転、乗った夜行列車は快適そのもので豪華な夕食までふるまわれた。
しかし、他が濃すぎて中欧旅行のときにあれほど印象に残った夜行列車が今回はほとんど記憶に残っていない。
どこまでも楽しませてくれる国だと思った。
そう実感したのは2日目だった。
この日は夜に夜行列車に乗るため、ホテルに荷物を置いておくことはできない。
よって重いバックパックをしょっての観光となる。
車は自転車並みの機動性を発揮して常に人にぶつかりそうになりながら進んでいく、車のクラクショは
聞こえるのではなく、浴びているようにうるさかった。
いたるところでう○このような悪臭が鼻をつき、空気は暑さと排気ガスなどの埃で霞んでいる。
バスはドアを開けたまま走り回り人々の好奇の視線が突き刺さる。
エジプトの観光シーズンは12月~2月なのでこんな時期に汗水たらしながら観光している
日本人は珍しいのだろう。
僕達はたまらず日陰に入って水を飲む。≧(´▽`)≦
普段あまり水を飲まなくてがぶがぶ飲んでいるまいけるを見てよくあんなに飲めるなあと
思っているのだが、エジプトではボトルの水を買って彼に習うのであった。
そうするとどこからともなくハエがよってくるはじめのうちは手で払うが、後半ともなってくると
それをする体力すらなくなってくるのだ。
今回は以前の中欧旅行の教訓を生かして後半でグダグダになるのを防ぐため、最大のハイライトであるピラミッドは最終日に取っておくことにしたので
今日は第二の観光名所のイスラーム地区を観光することにした。
エジプトは古くからイスラムが伝来し、その地区にはモスクを中心として多くのイスラーム建築が残っている。
夜行列車の切符を予約したラムセス駅からタクシーを拾って走ること20分。
メーター式で約160円だった。
これを考えるといかに空港タクシーがぼったくりであるかがわかる。
それにしても暑い、タクシーは空調がなく汗はじっとりと顔をぬらしていた。
名所を回りながら歩いているとスーク(市場)で一人のおじさんに声をかけられた。
何を探しているのか聞かれ、帽子を探していると答えると案内してやると言われて
ついていった。
しかし、いくら探してもニット帽と思しき帽子が見つかるだけで僕の探していた麦わら帽子は見つからない。
あまり長い間一緒にいると案内料金を請求されると思い、スークの人ごみを利用してキリがいいところで思い切って反対方向に逃げた。
再び発見されるとかなりヤバいし気まずいと思ったので念を押して遠回りしたり時間調節をしたりした
リアルかくれんぼだった。
しかし、今回はおにが強すぎた
おにはみーつけとわ言わないものの再び僕達を発見して薄気味悪い笑いを浮かべて近寄ってきた
。すると手のひらを返したように態度が急変し、
「いきなりいなくなるのは紳士的ではない、私は案内してやって疲れた、お金をくれ」
と言ってきた。
やはりきたか・・・ そして日本円にして300円ほどを要求してきた。
しかし、こちらとしても帽子が見つからなかったうえに待ちぶせをされていい気分ではなかった。しかしさすがに何もあげないのはかわいそうだと思い、3ポンド(50円)を出して、
「This or Nothing, dicide!!」ヽ(`Д´)ノ
と3回繰り返した。
これにはさすがの彼もちょっとのけぞってお金を取ってそそくさと逃げていった。
結局その日、麦わら帽子を見つけることはできなかった。
ちょっと日焼けした。
そんな街中とは一転、乗った夜行列車は快適そのもので豪華な夕食までふるまわれた。
しかし、他が濃すぎて中欧旅行のときにあれほど印象に残った夜行列車が今回はほとんど記憶に残っていない。
どこまでも楽しませてくれる国だと思った。