みなさま、おはようございます。

 

日本に来て、3日目の朝になりますが、

関東は、冷え込んでいますね。

 

到着日の月曜はとても暖かく、

分厚い冬のコートを持ってきて失敗したかと思いましたが、

持ってきてよかった!

 

さて、今回の私の日本帰省は、3週間。

一人放浪旅が目的です。

 

私は昔から、どこかにフラッと出かけたり、旅に出るのが好きで、

それは結婚してからも変わりません。

 

でも結婚してしばらく(10年以上も!)は、

結婚した身だから独身時代のように自分本位で動いてはいけない、と自分を抑え、

自分が本当にしたいように生きることを、遠慮していました。

 

極端な例を言えば、旦那が休日の日にカフェに一人で行くにも、罪悪感。

休暇は二人一緒に(子供できてからは、家族一緒に)過ごすもの。

 

結婚とはそういうもの、と思い込んでいました。

 

そうやって生きていたら、私はどんどん落ち込んでいきました。

暗い日々を悶々と送っていたのです。結婚生活で私が感じていたのは、

  • 苦痛
  • 退屈
  • 人生ゲームみたいでつまらない(結婚したら、車買って、家買って、子供できて、それで終わり?)
  • 自由になりたい
  • もう辞めたい
  • 一人になりたい
  • 別居したらどうかな?
  • 今の旦那さんだから退屈なのか?
  • 離婚?
そんな気持ちの渦。
 
でも、そんな私を救ってくれた出来事がありました。
それは、昔の音楽仲間から持ち上がった、キューバへの旅。
 
キューバへは私もずっと行きたく、本場の音楽をたくさん聴くのが夢でした。
その彼と他に、現地にはもう一人、キューバ人の音楽仲間も帰省中と聞いて、
私も行くなら今がチャンス、今行かなければ、と思いました。
(でも、その男友達は私を誘ったわけでなく、一人でいくつもりでした。
私が勝手に現地で落ち合うプランを持ち出したのですが、快く承諾してもらえました。笑。)
 
キューバ行きはその時私にとって本当にしたいことだったのだと思います。
迷う余地余白が自分になかったので。これだよ〜、私がしたいことは!って感じで。
 
ただ、旦那さんに聞く勇気は要りました。でも罪悪感があっても、今回は言わなければと思いました。
結婚してから初めてお願いする、10日間の一人旅。しかも現地では独身の男友達二人付き。
 
旦那さんに正直に言いました。
「家族で行くこともできるけど、そうしたら夜遅くに音楽聴きに出回るにも気をつかってしまうし、子供のスケジュールが優先になってしまう。キューバは自分の夢だから、思い切り毎日動き回れるように、一人で行きたい」
 
そうしたら、以外にも旦那の返事はすぐに、
「いいよ。行ってきていいよ。」だったのです。
しかも
「〇〇君と△△君がいるときに行った方が安心だしね〜」って、やきもち焼いている風もなく。
 
その時、長年私を自縛し続けてた物が、スーッと溶けました。
 
「あ、いいんだ。自分がしたいことしていいんだ。」
「うちの旦那さんや、結婚が、私を縛ってたんじゃなくて、自分の結婚に対する思い込みが、自分を縛ってたんだ」と。
 
それで、私はめでたくキューバに一人で行くことができました
といっても現地では、夜は毎晩のように3人で音楽を聴きに行ったり、
キューバ人の友達が暇な日は、日中に案内してくれることも。
 
ですが基本的に、昼間は単独行動。
久しぶりに単独行動をしたら、ものすご〜く楽でした。
食べたい時に食べたいものを食べ、寝たい時に寝て、行きたいところにいく。
(といってもキューバは常時物資不足なので、メニューの物がないことは日常)。
 
そんな感じで過ごしてから数日後。ハバナの通りを一人で歩いている時にふと、
「私、子供の頃はこんな風だったなあ〜」って少女時代の自分を思い出しました。
小学1年生のころの外で元気に遊んでる自分の写真(実際に持っている写真)が目に浮かびました。
 
ちょっと鳥肌立つ瞬間でした。
 
「この、ワクワクしている自分。なんの心配もなく、楽しんでいる自分が、本当の私なんだなあ〜」
って気づいたのです。
 
私が私に、再び繋がった瞬間でした。
大人の年齢になってから、繋がることが少なくなっていた自分。
結婚してからは、繋がっていなかった自分です。
 
キューバの旅は、自分と再び繋がった最高の旅でした。
 
このキューバの旅で私が学んだことは、
「人は、その時に本当に一番したいことをしていれば、幸せでいられる。」「人生ですべきことは、一番したいことをしていくこと。それだけでいい」でした。
それだけでいい、と言い切りましたが、それが私がその時上から受け取ったメッセージでした。
 
それでも日々しなければいけないことはあるし、
日々のことに埋もれてしまって、
自分が本当にしたいことを忘れてしまったり、わからなくなったり、
そこから違う方向に行ってしまうことも。
 
だから、私はわざと定期的に、自分が好きな一人放浪の旅に出させてもらい、自分といるようにしています。
 
そうできるのは、旦那さんの仕事のスケジュールや、理解があることのおかげですが、
その前にまず、自分が「本当にしたいことをする」「結婚してても我慢しないで、したいことをする」と心に決めたことが大きかったと思います。
 
いったん自分で決めると、それをできる状況ができてきたり、出来やすくなったり、ヘルプの手がどこから戸もなく現れたり、というのもあります。
 
なんだかまとまりのない記事になってしまったきがしますが、
読んでいただき、ありがとうございました。