ネズミさんとネズミ捕り
ネズミさんの住んでいる家にネズミ捕りが仕掛けられました。ネズミさんは、ブタさんのところにゆき、助けてくれるようにたのみました。
「ブタさん、ブタさん私の家にネズミ捕りが仕掛けられて、怖くてたまりません。どうか助けてください」
ブタさんは答えました。
「私はネズミ捕りにかかりません。だから怖くはありません。それはあなた自身の問題なので、助けることができません」
ネズミさんは困って、今度はウシさんのところにゆきました。
「ウシさん、ウシさん私の家にネズミ捕りが仕掛けられて、怖くてたまりません。助けてください」
ウシさんが答えました。
「私は体が大きいので、ネズミ捕りにかからないので、怖くありません。それは、ネズミさんだけの問題なので、助けられないのです」
ネズミさんが家に帰ると、ネズミ捕りに毒蛇がかかっていて、それを外そうとしたその家の奥さんがかまれて、死にそうになりました。夫が奥さんを病院につれてゆき、緊急治療をうけました。でも、薬代が払えないので、飼っていたブタを売って、お金をはらいました。そのあとしばらく奥さんは入院し、退院しました。家にかえるとき、入院費が払えないので、夫は今度は買っていた牛の肉を売ってお金にかえ ました。
おしまい