まちあるき新聞 -61ページ目

2009年 天皇賞(春) 回想 3/6

天皇賞+京都競馬場=人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人


GWの真っただ中にもかかわらず、競馬場に人がこんなにも来るとは…。


メインレースまでまだ時間はあるのに、この人の数は脅威だ。

これから先どうなるのだろう?

という不安を全く感じることもなく、倶楽部は進む。


入場口をすぎ、まずパドックに。

エビナは、初出走のSさんとNさんに最低限のデータの読み方をご教授。

SHOは、他のメンバーたちに、データのもっと濃い読み方をご教授。

さっきまでの笑顔はどこへやら、競馬にド真面目集団に早変わりしている。

Sさんが、新潟版の競馬ブックを買ってきたのには、驚いた。

市松模様の眼鏡のつるがなせる技に違いない。


そんなこんなしてると、バンブーユベントスと合流。

第1レースからスタートして、3連複を的中させ、

天皇賞までの軍資金をコツコツ積み重ねるのに成功している模様。

とてもうれしそうだ。


バンブーユベントスを交え、真剣検討会を再開…したところにジャンキー登場。

3,4年ぶりの再会。大学時代には、ともによく叫んだ親友、いや戦友だ。

あの立派な髭はさすがになくなっていたが、

一番びっくりしたのは、ジャンキーがアロハシャツを着ていなかったこと。

「オレのアロハは、小柴のアロハとは違う!!」

と言い切っていたジャンキーの姿がフィードバック、懐かしくも吹き出しそうになる。


これはいけない。大学の頃の自分が覚醒してしまう。

とりあえず、湧きあがりそうになったあのころの自分に鍵をかける。

ジャンキーの競馬先生にSHOを任命し、今はNさんとSさんの教授に専念しよう。


パドック→投票→本馬場。

いつもどおり、このサイクルを繰り返すには繰り返すのだが、

今日は少し勝手が違う。


何が違うかというと…。


投票にめちゃくちゃ時間がかかるのである。


まだ第5レースだぞ。

それなのに、なんだこの人の列は…。


この状況を何レースか経験したエビナはある決断を下す。


その決断とは、

「1階の混雑を避けるために、2階に基地をつくる。

 そして、そこを拠点として、競馬に勤しむ。」

というもの。


まず、メンバーたちを2階に移動させなくては。

エビナは叫ぶ。

「これから2階に移動ー。みなみな魚鱗の陣を敷けー!!」


メンバーはきょとんとしている。

「魚麟ってなんなのー?」という声があちらこちらで上がる。

ダイバクフは「なんだかレッドクリフみたい」と少しワクワクしている。

ダイバクフよ、ここはワクワクするところではない。

なにも戦いが始まるだけではないのだ。


魚鱗の陣を知っているSHOが失笑している。


ただ、普通に2階に移動していくメンバーたち。

意気揚揚だった自分が、少し恥ずかしい。


…to be continued.

2009年 天皇賞(春) 回想 2/6

「ヴァーーミリアァーン!ヴァーーミリアァーン!!」(2007年東京大賞典)


「アドマイヤドン!アドマイヤドンがどんどんどんどんどん伸びる!」

 (2003年JBCクラシック)


「内からボンネが来たぞー!ボンネビルレコード!ボンネビルレコード!

 ボンネビルレコード先頭に変わった!2頭目ブルーコンコルド!

 サンライズ3番手!ブルっ・・・えっ・・・ボンネビルレコード1着でゴールイン」

 (2007年帝王賞)


「3頭ともみんな頑張れ頑張れ!!」(2008年東京大賞典)


5月3日深夜。

エビナ家では天皇賞の予想をあらかた終えたエビナとSHOが、

及川サトルの実況の動画を見ながら、爆笑していた。


PC周辺には、種牡馬辞典 や競馬新聞やらが散らかされている。


「そろそろ、眠りましょうエビナさん」

興奮のるつぼからひと先目覚めたSHOがエビナを諭す。


これは、あかん。

桜花賞の二の舞を…すでに踏んでいる。


「眠るぞ、SHO」

と勢いよく言ったものの、辺りはすでに明るくなり始めていた。


9:30過ぎ、起床。

SHOはもうすでに起きているようだ。

注目のエビナの第一声は、

「メイショウゥゥサムソォーン!!」

SHOは冷静に、

「おはようございます」

と返してくる。さすがだぜ。


ダッシュで、目玉焼きを焼くぜ。

春雨スープを湯で戻すぜ。

ベーコン適当に突っ込んでろ。

ああ、一本電車を乗り過ごしている。急げ。


コンビニで日刊スポーツとウィダーインゼリーを買って、新快速に飛び乗るぜ、ベイベー。


電車のなかで、再び検討。

エビナは無謀にも、本命がくずれ、

デルタブルースが入選する展開のことばかり考えている。

馬鹿だ。

寝不足のせいで、冷静な判断力を失っている。


そんなこんなで、淀駅に到着。

改札には、アドマイヤトータス、ボナール、Sさん、Nさんの姿が。

そして、なんとダイバクフもいるではないか。

鹿のTシャツを、「馬と鹿で、馬鹿ドキドキとダイバクフ。

いきなりかましてくれるぜ。軽く混乱するぜ。


それにしても、なんだろうかこのワクワク感は。

何もしていないのに、幸福感がこみあげてきて、笑顔になってしまう。

学生時代のころだったら、嬉しすぎて

「うおおー」

とか

「いけー」

とか叫んでいたかもしれないが、そこは手綱をさばく。

せめて、名実況ぐらいにしておかなければ。

ヴァーーミリアァーン!ヴァーーミリアァーン!!



集合場所「大阪方面淀駅」には、すでにジャンポケの姿が。

「ジャンポケさぁーん」

新聞を熟読していた真剣な顔に、満面の笑みが走る。

手を振りあい、あいさつそこそこに

「今日の本命は何ですか?」

とお互いに聞きあう姿は、周囲にとってはきっと妙。


バンブーユベントスは枚方という好位からスタートを決めて、

第一レースから始めているらしい。

すさまじい好スタートだ。


Uさんとジャンキーは少し出遅れている模様だ。

とりあえず、淀舞台に役者集結。

オリジナル入場券を持って、意気揚揚と淀競馬場に乗り込む彼らに、

どんな女神がほほ笑むというのだろうか。


まちあるき新聞-天皇賞(春)入場券


…to be continued.

2009年 天皇賞(春) 回想 1/6

春、京都競馬場のクライマックス「天皇賞(春)」がやってきました。

京都記念、阪神大章典と天皇賞(春)のステップレースを

観てきたエビナレーシング倶楽部。

今まで勝ってきた馬は、どんな走りを見せてくれるのでしょうか?

楽しみです!!


といったことは二の次で、

MONEYへの欲望と羨望と嫉妬が交錯する血で血を洗う春の午後となるのか?


まずは、パドックから。


エビナ(牡):

企画主催者。

企画前夜は毎回徹夜。今回はどの馬と心中か?


ジャンポケ(牡):

目下MVE2連覇中。

感動と配当部門での受賞はフロックじゃない、…のか?
誰よりも早く到着し、新聞を熟読する姿は、倶楽部の風物詩になりつつあります。


ボナール (牝):

冷静沈着に投票を続ける静かな勝負師。

予想中の静寂さに、情熱のボナール。


ダイバクフ(牝):

競馬新聞は基本的にはいらない。

なぜなら、掲示板の数字が私にはあるから。


アドマイヤトータス(牝):

すでにダイバクフの手にかかってしまったか…!


バンブーユベントス(牡)

潤沢な資金の裏には、涙ぐましい嫁との駆け引きが…。

というのは、どうかわかりませんが、彼の買い方を人は、

「男のショットガン」と言うらしい。


Uさん(牝):

無欲な不思議系とは思いきや、情報網をしっかり確保。

それにしても、ふわふわしたボールペン、どこで買ったんですか?


SHO (牡):

エビナの大学時代の後輩。

記憶力の50%を馬の知識に使ってしまった男。

コースと適正馬の選択の精度は、恐るべき。

彼の推薦馬は、倶楽部の命運を握るのか?


Nさん(牝):

今回初出走。アドマイヤトータスのお友達。

初対面から貫禄を感じさせるマスク。

「よし、いったるでぇー」的な浪花節で、一攫千金を狙います。


ジャンキー(牡):

今回初出走。

エビナの大学時代の親友。

何年ぶりの感動の再会に、涙する暇もなく、

倶楽部のメンバーの資本主義に圧倒されてしまいましたかー!!?


Sさん(牝):

今回初出走。

市松模様の眼鏡のつるに秘められた魔法。

今回は終始たじたじでしたが、仕方ありませんよ。

周囲の戦闘力が上がりすぎています。徐々に慣れていきましょう。




とまあれえー。

本馬場入場まであともう少しお待ちください。


ヴァーーミリアァーン!ヴァーーミリアァーン!!


…to be continued.