sheep-potty
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 言葉が 溢れて 溢れて

 でも  渦を巻いて 

 もの凄いスピードで  落ちていく

 

 吸い込まれていく  吸い込まれていく

 

 何ていう言葉なのか

 読み取れない程 速く

 すくいあげる事もできない

 

 言葉は 小さく 小さくなり

 

 読み取る事も

 掴む事もできないまま

 

 螺旋の奥に 

 

 奥に

 

 遠ざかっていく

 

 

 

窓からいつも

左上がりの 飛んでゆく飛行機が見える

 

ちょうど今日は その後方の軌跡の延長

右少し斜め下に

白い月が あった

 

月から出発したような

その飛行機は

 

やがて 水平に その機体を保ち

 

左の 視界の隅にある屋根の陰に

 

消えていった

 

 

月から出発したようだった

 

 無性に、雨の中、でかけたくなった

 電車に乗らない所に

 

 傘をさして

 ビーチサンダルかなんかで

 はだしの足を

 びしゃびしゃ濡らして

 

 そうだな、

 川向こうのセブンイレブンでいい

 ほんの10分もかからない所だけど

 

 

 最近また、心のすきまを

 こうやって言葉で埋め尽くしたくなる

 

 気持ちを言葉にかえて

 視覚から心に戻して

 心に詰め込む

 すきまに気づく余裕が訪れているから…

 

 違う

 すきまが膨張し始めて

 心が、空っぽのすきまではちきれそうになるのを

 くいとめたくて

 

 

 何日か前、

 小さな君に会った

 幼稚園の年長さんくらいの君に

 

 次の日、

 とてものっぽな君に会った

 会ってない3年で そんなに大きくなってるわけないのに

 成長期も終わってるはずでしょ

 

 会ってない3年での

 君の成長が想像できないからだ

 

 夢は、君に会わせてくれるけど

 残酷だ

 

 ほんのちょっとの偶然が続いて
 ドキドキして
 偶然を偶然じゃないと思ったりして
 またドキドキして
 
 そんな気持ち 残ってたんだって思って
 そんな気持ち 書き留めようとして

 いつものノート探したら
 どこかにしまいこんじゃってて

 これじゃ偶然も 起きなくなっちゃうって思って
 あせってノート探したんだけど

 気持ち忘れちゃいそうで あせって

 でも、思ってた場所になくて
 偶然が消えちゃいそうで
 またあせって
 
 メモ用紙 テーブルの下のカゴから引っ張り出して
 書いた
 
 書いとくと
 また思い出せるから

 書いた
 
 偶然が楽しかった事を思い出せるように
 むかし
 むかしむかしあるところに

 むかし って

 小1の時、迷子になった
 学芸会のおゆうぎが一緒になった
 違うクラスの子の家におゆうぎの練習帰りに遊びに行って
 バイバイって玄関を出たとたん
 帰り道が右か左かわからなかった
 どうしてもどっておうちの人にきかなかったんだろう

 右の道を歩きつづけて
 ずっとずっと

 全然見たことない所だったけど
 ずっとずっと
 ランドセルを背負って歩きつづけた

 いつか帰れるかもって思って
 歩きつづけた

 引き返さなかった
 どこまでも
 
 不安で不安で泣きたくて
 死にたいなって思ってみたりして
 歩きつづけた
 むかしの話だ

 そっか、むかしなんだ
 なんだかおちつかないんだ

 5月だから
 G.W.をのりきったから

 何かおきたらどうしようって
 はやくおわっちゃえって
 
 いつも思う
 いまだに思うG.W.が

 何事もなく終わって
 ほっとして


 大好きな
 ずっと大好きな5月に戻ったから

 いい事、楽しい事
 ちょっと期待するから

 ちょっとだけでもいいから思い出していてくれないかな、とか
 ぷしゅっ ぷしゅっ
 ぷしゅっ ぷしゅっ って
 空気入れでふくらましてるみたいに

 ぷしゅっ ぷしゅっ
 ぷしゅっ ぷしゅっ って
 ドキドキしながらふくらまして

 ぱんぱんにふくらんだ
 色とりどりの風船が
 いっぱい 青空にとびちって

 1つ、私もつかまえる

 ぱんっ って割れる瞬間

 いっぱいつめこまれた
 ワクワクが 
 また、はじけるね
 あたたかな腕の中から
 
 よつんばいで はいだして

 小さな部屋から扉を開けて

 小さな町へ

 移動のスピードを速め
 町は広がり

 色んな扉が現れる

 扉はたくさんたくさんありすぎて

 鍵がかかっているように見えたり
 重そうに見えたり
 ずっと遠くにあるように見えたり

 ただ前で立ち止まってみたり
 ノックだけして逃げちゃったり
 開けてみたけど、場違いだってひき返したり

 道を歩く事にだけ精一杯になっちゃって
 きらきらした扉を見落としたり

 だんだん
 移動のスピードは速度を落としはじめ

 町は広がりをやめ

 扉の数は減っていく

 開けとけば良かったって思う扉は
 もう現れない

 けど
 
 開けられる扉が無くなる事は
 
 ないんだと思う
 失った瞬間から

 日常だったモノが

 日常だった時間や
 日常だった思いを詰め込んで

 どんどん思い出に変わっていって

 どんどん

 どんどん

 宝物が増えていってしまうんだ