あれ?
って思い始めたのは、まだ社会人1年目の時。


働き出して数ヶ月経った頃のこと。


その頃の私は夢を追いかけてスポーツ整形外科に勤務。


私の仕事は患者さんのリハビリ。


地域の中で結構有名なクリニックで、リハビリ室に1日に300人以上の患者さんが来院するのはよくあること。


そんなリハビリ室には患者さんと私たち治療者の会話があちこちで聞こえるのはもちろん、助手さんたちの声、機器の音、電話の音、有線の音楽、沢山の音が溢れてた。


まぁ、クリニックのリハビリ室としては割と当たり前の環境。


でも、働き始めて数ヶ月経った頃、あれ?って思うようになり始めた。


担当患者さんが来院したら、助手さんが指示を聞く為に治療の邪魔にならないようにしながら話しかけてくれる。


"〇〇さん来られました。"って言われてるだけなのに、咄嗟に話しかけられると、ただそれだけの言葉が私には聞き取れない。


患者さんや他のスタッフに話しかけられても、人が多いとどこから話しかけられてるか分からない。


例えば、私は右からから話しかけられても左からしか聞こえないことがあるから。


もちろんその逆もあるから、右だけ意識していれば良いわけでもない。


タイマーが鳴ってもどこから音がしているのか全く分からない。


急に上司に指示を出されても、何回か聞き取れなくて聞き返すしかない。


他にもいろんなことがあって、何かがおかしいって思うようになった。


でも始めは、社会人1年目だし、知らない土地に来て知り合いもいないし、毎日忙しいし、上手く治療できないとプレッシャーだし、とにかく精神的な問題が影響してるんだ。もっと努力して、慣れてきたら大丈夫になるはず。
って思ってた。


負けず嫌いな私、社会人1年目だからって精神的なことでこんな事になるのはとにかく悔しかったから。


毎日必死に努力した。


だけど、症状は酷くなるばっかり。


周りに気づかれないように、ミスしないように自分で自分をフォローしながら働いていくのも限界になってきたと思った。


だから、一回精神的なものだったとしてもそうじゃなかったとしても、どこか病院に行ってみることに決めた。


それが、一番始めの不思議に思い始めた時でした。