ワタクシ独身のアラフィフですが、つい最近まで汚部屋に住んでいました。

汚部屋と一口に言っても、レベルはいろいろ。

たぶん、ミドルクラスの汚部屋です。

具体的には、万年床、部屋の中にはモノが散乱し（足の踏み場はあり）、掃除は月に一回するかしないか。

おまけに、家の廊下には突っ張り棒がつけられ、服が上から何着も吊るされている始末。

廊下を通るたびにかがむという、不便＆ストレスフルな状況でした。

掃除が嫌いで汚部屋暮らしを長年してきましたが、よんどころない事情で自宅の一部を片づけ、レイアウトを変えたのです。

すると、どうでしょう！

広々とした空間はことのほか快適で、イイ感じに。

まるでヨソのウチのよう。

それに感動し、家の中をきれいにし始めました。

落ちているゴミはちゃんと捨て、使わないハンガーや汚れた備品を捨てる。

さらに万年床をやめてベッドを導入。

より快適にするために、部屋に花を活け、こじゃれた食器で食事したり、素敵な机を置いてみたり‥。

築45年超のボロ家が、ボロ家なりに、居心地が良くなったのです。

家の中がスッキリし、ステキなものを見るたびに、自然とほほ笑む私。

汚部屋からきれいな部屋になって変わったのは、精神状態が良くなったこと。

以前は呼吸が浅く、イライラすることもよくあったのに、今は息を深く吸え精神が安定しているのです。

また、片づくと掃除がしやすく、その居心地の良さからまたキレイにする、というループで掃除の習慣ができました。

前なんか、廊下をめったに掃いたり拭いたりしなかったのに、週一でモップを掛けています。

反対にビミョーな点は、お金を遣ってしまうこと。

”より快適に、ここちよく”と、ステキなものを見かけたり、使いやすそうな掃除道具を見つけると高価でも財布のヒモがゆるゆるになるのです。

このあいだも、リースがモチーフのステンドグラスの飾りを買ったり。

ソファには、ミナペルホネンのブランケットを掛けてみたり…。

買い物に歯止めがかからなくなっている私。

自分、大丈夫か？

と、ちょっとコワくも心配にもなりますが、これは必要投資と割り切りました。

また、『終活』もけっして他人事ではないアラフィフ。

なるべく持ち物を減らしたいのに、家の中にモノが増えていく現状に、一抹の罪悪感はあります。

このように、小綺麗でいるとマイナス面も少しはありますが、総合的には良い面が圧勝。

もし現在 ”絶賛汚部屋暮らし”という人は、一部でいいからモノを処分し、掃除してはいかがでしょうか？

『あの暮らしから足を洗って良かったな〰︎』という日が、きっと来るはず。

汚部屋暮らしをやめて良かったコト、ビミョーなコト