家内の光とは10年間子宝に恵まれず
5年目頃には不妊治療を始め
2~3年続けました。
治療の甲斐はなかったけど
それもそういう人生だろうし
子供がいないことで、夫婦仲は良かったと思います。
会社の慰安旅行を控えて
風邪をひいた光は
一人、会社で留守番をすることになりました。
「あんまり無理しないで、なるべく寝てろよ!」
そう言って、北陸へバスの旅でした。
この時ばかりと羽目を外す社員は
バスの中で相当酔っ払うもんだから
観光は殆どへべれけで
私は、殆ど保護者と化していました。
へろへろの社員をやっとの思いでバスから降ろし
白山比咩神社に向かう。
歴史を感じる勇壮なお宮でした。
境内を回り終わった頃
家内から携帯に電話が入りました。
「翔ちゃん、今、病院から帰ってきた。」
「そうか、風邪薬もらってきたか?」
「いや、薬はもらわなかった。」
「なんで?」
「赤ちゃんできたみたい・・・。」