入院中から気になってたこと、就職どうしよう・・・。

 

 

 

大学に行って得られる学位は3種類ある。(細かい分類だともう少し分けられるみたいだけど)

 

1つ目は「学士」。

4年生大学に行って、卒業すると得られるもの。

大半の人は学士を取ったら、大学を卒業するパターンが多い。

 

2つ目は「修士」。

学士を取った後に、大学院に進学して、基本的に2年間の修士課程を修めることで得られる。

研究職に就くためには、修士号を要求される場合も多く、理系学生には修士課程まで進学する者も多い。

 

3つ目は「博士」。

修士をとった後に、もっと深く研究したいと思った人々がさらに進学する。

学位の中では最上位であり、その学問を究めたものにだけ与えられる称号。

大学や研究所といった研究機関で研究する人々の多くは博士号を持っている。

博士号自体を取得することも大変厳しいが (大半の博士課程に在籍している学生は、ブラック企業なんて比べものにならないくらいひどい生活水準で生活してると思う)、博士号を取得した後の道のりも大変厳しい。

博士号をとった後の道としては、アカデミックに残るか、就職するかの2つに大別される。

 

最上級の学位を取った人々の就職なんて引く手あまたなんじゃないかと思われるかもしれないが実はその正反対。

博士号を取った学生の多くは、アカデミア (大学や研究機関で研究を行う人々)を目指すが、まずそんなにポストが空いていない。

例えば、木材のカスから作られる新規素材の研究を行っていた人が、その研究を続けられる職を探したとして、ちょうどその研究が続けられ、さらに給料を支払ってくれる役職を見つけるのは非常に困難。

得られたとしても非正規だったり、低賃金だったり、任期つきだったり。

若手研究者の待遇の悪さは研究者の中では問題となっているのですが、本題からどんどんずれていくので避けます。

 

企業への就職に関してもかなり厳しい。

企業に研究職として就職しようと思っても、研究職の需要自体がかなり少なく、博士号取得者は採用しない企業も多い。

若くてもすでに27歳で、それまで大学にこもって自分の興味のままに研究してた人間、なんて明らかに扱いにくそう。ていうのが企業が博士号取得者を雇いたがらない理由だったりもするらしい。

世界的にみると研究者として認められるために博士号は必須ということもあり、企業の世界進出にともなって、博士号取得者を求める企業も増えてきているようでだが、それでも依然として日本での博士号取得者の就職は難しい。

 

そんな状況を知った上で、博士課程に進学したわけで、卒業後の進路に不安も抱えながら研究生活を送っていた中での白血病の発覚。

つまり、博士号+がんという2つの大きな壁が就職活動の前に立ちはだかってきたわけです。

 

前置きが想像以上に長くなってきたので、今回はここまで。

ここ何日かでの進展もあったのでまた書こうと思います。

いつか就職に悩んだ若いがん患者の方の役に立てればと思うので、体験したこと、得た情報など書いていきたいなと思います