妹犬は
毎日転びながらも一生懸命歩いています音譜

右へ左へ、時々回転レシーブ
エアーバレーボールを楽しんでいますラブラブ

最近、てんかん発作の代わりに失神しますあせる

毎日、必ず1回は……あせる

ゆっくりぽわわ〜んと
上半身から後方へ倒れていく時もあれば凝視

抱っこしていて突然
ぐにゃっと全身の力が抜ける時も無気力

これは
うわっびっくりマーク魂抜けたはてなマークって感覚で
恐ろしい……チーン

横に寝かせて
生きてるはてなマーク と、呼吸を観察
よし、息してるDASH!大丈夫DASH!

だいたい30秒くらいで
モゾモゾと動きだし
意識が戻ってくるのですが大あくび

一昨日の夜は
息していなくて……ポーン

呼びかけにも
胸骨刺激にも反応なくあせる

これはCPRだと
二本指で胸骨圧迫あせる

シッターの時に
小児救命救急の講座を
何度も受けさせられたのが役立って

ケホって言って、息が戻りましたにっこり

びっくりしたーーーーーーっあせるあせるあせるあせるあせるあせる

こういうネガティブサプライズがあると
心配で眠れませんゲッソリ

知死期表をチェックして
該当時刻前後はじっくり観察します目

上りの絶好調アップと突然の急降下ダウン
ジェットコースターみたいな毎日

なんか……まもなくなんだろうな……

って
今年に入ってから何度言っているかなぁあせる

「あのね、苦しかったら
 兄ちゃん達のとこに行っていいんだよ
 でも最期はママに抱っこさせてね
 独りで逝っちゃ駄目だからね」
 と話しをすると 

 妹犬、真剣に聞いていましたスター

⭐左目の方が小さいのは
 腫瘍で瞼が圧迫されているせいで

 右目の白濁は大分良くなりました⭐

 

 2015年2月のこと。仕事の合間に忘れ物を取りに戻ったら、弟犬の具合が悪そうで熱があった。直ぐに病院へ向かった。
 いつも通りのお散歩スタイルでスリングに入れられた弟犬は、ご機嫌に鼻歌を歌っていた。


 だから動物病院の待合室で、レントゲンを撮りに行った弟犬を待っていた時、「急変です!」と言われて、頭が真っ白になった。 
 呼び戻された診察室には、心電図の線に繋がれた弟犬がキョトンとした表情でいた。私を見つけた弟犬は、いつもと同じくニコニコと口角をあげ、可愛い瞳をピカピカさせる。心停止し、救命措置を経て蘇生したと聞かされても、信じられなかった。


 弟犬がよろよろと立ち上がり、ふらふら歩き出した時、「ライン全部外して! 抱っこさせてあげて!」と、お局看護師が涙目で小さく叫んだのを見て、やっと、本当に逝ってしまうんだ……と思えた。
 私の腕に倒れ込んで顔を埋めた弟犬はモソモソっと動いただけで、クンともキュンとも言わずに逝った。もともと心臓が悪く、心臓弁が切れての急変だろうと伝えられた。
 長く重い時間だったのに、レシートの印字は16時17分で、ほんの20分間の出来事だった。体重二.四八キロの弟犬は、生後十一年九ヶ月と二十二日目に逝った。

 突然を受け止めるのは難しかった。新しい仕事を始めて忙しい時だったから、注意深く見ていたら違ったはずだ、もっと早く病院へ連れていけば死ななかったはずだ、と自分を責めて悔やんだ。泣き暮らして三ヶ月経ったある夜、夢を見た。
「ママたん、ママたん、悲しまないで」
可愛らしい声に呼びかけられて見ると、弟犬がいた。
「最期は抱っこしてお別れしたいっていう、ママの願いをちゃんと叶えてあげたでしょ。いつまでも悲しまれるのは困るよ」
弟犬は想像よりもずっと大人びた口調で言った。
「ママは僕の面倒をみたと思っているけど、違うんだよ。僕がママの面倒をみてあげていたんだからね。ママが、やっと一人前になったから、僕の役目は終わったの。僕、色々大変だったんだから」
自慢気に言う弟犬に、ただただ驚くばかりだった。


 娘が一人暮らしを始めた時、娘に捨てられたと思いこんだ弟犬は、心を閉ざして病んだ。触ると唸り、抱くと噛む。兄犬との決闘は絶えず新築の床を傷ものにし、何処にでもオシッコをする悪魔犬だった。


 マッサージで距離を縮め、少しずつ抱っこさせて貰えるようになると、そのうち可愛くて仕方のない天使になった。食の細い弟犬のために講習を受け、毎日ささみと野菜を茹でた手作り御飯を作り、離乳食スプーンで一口ずつ食べさせた。手のかかる甘えん坊だった。


 

「僕の時間をママにあげたの。だからママがちゃんと使わなきゃダメなんだよ。わかった?」
そう言うと、夢の中の弟犬は突如舞い始めた金色の花吹雪の中に消えていった。
「白い犬はね、神様犬って言って、飼い主に学びを与える犬なんだよぉ」と言い残して……。


 慌てて起きた私は、夢なのか、現実なのか、夢にしては現実的だとか考えて、頭の中が混乱していた。
 インターネットで調べたけれど神様犬なんて記述はどこにもなくて、里見八犬伝の犬が白かったってことくらいしか見つからなかった。
 でも、僕がお世話していたんだといわれたことに納得できたし、確かに学びを与えられたと感謝できた。
「そうか……ママのお世話は大変だったんだね。ご苦労さま、ありがとう」
それで心にケリがついた。笑えるようになった。
 

 命は儚い、何物にも代え難い。だから後悔しないように生きろ、と弟犬が教えてくれた。至極当たり前のことなんだけど、体感と想像は大きく違った。


 今、保護犬である妹犬の脳腫瘍と膀胱癌に向き合えているのは、弟犬のお陰だ。疲れてうんざりすることもあるし、睡眠不足でもう無理と思う時もあるけれど、人は楽しい記憶より負の記憶を心に留めるから、未来の自分を痛めつけない為に頑張る。
 突然の喪失感、何も出来なかった無力感、胸にぽっかり空いた空洞、ザラザラした後悔。それを繰り返したくないから、悔いのないように、丁寧に、妹犬の世話をする。要するに自己中なのだけれど、互いが得をする自己中なら、いいんじゃないかと思う。
 

 明日も生き続けるという思い込みのせいで、人は悪口や意地悪を言うし、逆に我慢もする。でも、必ず死ぬ。それは平等だ。

 今日を後悔しないための尊い一日にして、積み重ねていこうと思う。

 

 アラカンおばちゃんの独り言にお付き合い頂きまして、ありがとうございます。感謝!!
 

 

動態感知音がピコンと鳴ったので
監視モニターを見ると
妹犬の頭がモゾモゾと動いていて

10秒経っても動きが止まらない時は
階下へ様子を見に行きます
で、じっと見ていると目

 

お尻がピョコンと上がった……えっはてなマーク

続いて、ググッと前足が伸びて……


嘘でしょ、左半身麻痺のはずーーっびっくりマーク
 

と思ったら
すたこら駆け出してフレームアウトDASH!

えっえっえーーーーーっびっくりマーク

飼い主、ダッシュで階段駆け下りて
部屋の引き戸をガラリと開ける

いないあせる 妹犬がいないあせる
焦って見回すと

飼い主の足元に白い物体が……

 

疲れ果てたのか、既に爆睡の妹犬笑
踏まなくて良かった〜

いつもは枕を立てて壁を作るけれど
動けないからとすっかり油断して
フラットにしていた隙をつき逃亡DASH!

っていうか、麻痺はどこへ行ったのはてなマーク
障害物をぐるっとUターンして
入口まで1.5メートルは移動しているぞニコニコ

躓いて転がったら向きは逆になるし
一気に歩いたのはてなマーク 出口に向かってはてなマーク
と検証してまた驚く

一過性ではない麻痺と言われ叫び
覚悟を決めたのに……
いや、でも、嬉しい誤算ラブラブ

ステロイドって凄いな
プレドニン1/4錠ってほんの小さな欠片なのに
その威力ったら凄い

その分、副作用も強いのだろうけど
飼い主だったら寝たきりより
アクティブを選択する……たとえ一時でも
妹犬もそうだよね、きっと音譜

動けるときに動いて音譜
食べられるときに食べてラブラブ
眠れるときに寝てぐぅぐぅ
頑張れるとこまで頑張ってアップ

出来なくなったら飼い主が
また、がっつり付き合うからグッド!

ご飯の時にはぴょこんとお座りして
がつがつの食欲、復活クラッカー
寝てるよりずっと食べやすいわって感じに

  ⭐しかも秒で完食(笑)⭐

 

ねぇねぇ、お座りなんて
この半年したことなかったじゃないの笑

やっぱ、ミラクル・ガールだねスター

余命数ヶ月って言われてから2年半
神様からのプレゼントを
沢山貰ってきた……ありがたいドキドキドキドキドキドキ

いいとこだけを集めて、束ねていこうね音譜