右翼は日本の危機をどう認識しているのか | とんがりぼうしのブログ

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時事ネタなどから思ったことを気まぐれに書くブログです。
最近、日本はこのままじゃヤバイと思ってます。

前回の記事(5)に対して、論叫警鐘の会さんよりこれで終わりにしたい旨のコメントがありました。

残念ですが、仕方がありません。


論叫警鐘の会さんからのコメントを以下にコピペします。


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反共反米について


前に反共と書きましたが、古くて当然。
そこに私の区別してほしい想いが詰まってます。
共産主義自体が日本の国体を壊すものです。
そんな考えを持つ連中が気持ち悪い。

次に反米ですが、とんがりぼうしさんと同じ考えの人があまりに多すぎる。
中国がいくら嫌いでも日本の流通している服、食べ物等は知らずに着てるし食べている。
中国の食料は出来る限り不買してますが、服までは気にしてない。安けりゃ買います。
同時に、反米だからと言って米国も商品、文化、食べ物、言語までも否定しなければいけないとお思いでしょうか?

私はハーレーに憧れ、アメ車に憧れ、ロックを聞きますし、アメイジンググレイスなどの賛美歌の曲調が好きです。
マクドナルドにも行きますし、ドトール、スタバにもいく。
持ってる服のほとんどがメイドイン・チャイナの米国風?柄です。
それでも反米ですよ。

私の反米とは米国の政治的軍事的戦略が腹立たしいといってるだけです。
私のブログ記事のどこかに書いております。
戦前から戦後66年間の事を未だに勉強しておりますが、勉強するのも嫌になるほど反米です。

日本にとっての脅威は内なる反日どもである事はゆるぎない事実。
あなたの言うとおりです。(説明省略)
国家として考えた脅威は米国と中国です。韓国北朝鮮は脅威でもなんでもない。(チンピラです)
米国と書いてますが実際は米国を動かす秘密結社です。
陰謀論は好きではありませんが、フリーメイソンの動きが気になります。
それ以上は他のブログでお聞きください。

このやりとりにうんざりはしてませんが、論点ずれていく事多々あり、前記事見直したりと面倒くさいので、イデオロギーの部分で終わりにしようと思います。
何故イデオロギーまで話が飛んでいるのか疑問ですが。

この先はとんがりぼうしさんの『持論』という事でブログ記事を書いてみてはいかがですか?
「論叫警鐘の会さんとのやりとり」という題名を外した上で。
普通に記事読みますし、感想などあればコメント残しますよ。

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ということでした。


国会も始まったことですし、読者の方もこの話題はそろそろ飽きてきたのではないかと思いますので(笑)、

若干書き足りなかったことを補足し、思ったことを書いて締めたいと思います。



右翼団体の活動は以前に比べてあまり見なくなったように思います。

まあ僕の感覚なので、何の根拠もありませんが。


かつて右翼はいろんなところで演説をしたりビラを貼っていたりしてたような気がします。

銀座では赤尾敏が毎日のように演説していたし、

「反共」や「北方領土返還」と書かれた街宣車の上で、いかにソ連が非道かを熱くしゃべっていました。

日教組の大会の日には、道路は全国から集まった右翼の車でいっぱいになったものです。

(今でもそうかもしれませんが)

しかし今はめっきり数が減ったように思うのは気のせいでしょうか。


それと関係あるかどうかは分かりませんが慰安婦や竹島問題で右翼は口をつぐんでいるように見えます。

論叫警鐘の会さんによると韓国に抗議している団体もあると言います。

しかしそれは多くの団体の中でほんの一部と思います。

少なくとも主流ではないように思えます。


僕は"全ての右翼は・・"と言っているのではなく、"殆どの右翼は・・"と言っています。

(いちいちそう書いてませんが、数学の証明問題ではありませんからそういう書き方になるのが一般的で、ホントに"全ての"と言いたい時は明示的にそう書きます。)

それに対し、そうではない少数の例を出してそうじゃないと言われても、納得できるものではありません。



韓国はもちろん日本にとって軍事的脅威ではありません。

しかし韓国という「チンピラ国家」は様々な側面から日本に害悪をまき散らしています。

少し前までは無視できる存在でしたが、最近は図に乗りますます増長しています。

子供たちに正しい歴史を教えようとする行為に干渉をし、

世界に日本はひどい国だとウソをまき散らし、慰安婦問題で我々の祖父母や英霊を貶めています。

反日勢力と結びつき、マスコミを通じて国民を洗脳しようとしています。

政治家、マスコミ、大企業。あらゆる階層に彼らのシンパが浸透しています。

情報戦争という現代の戦争において韓国は脅威である、というのが僕の認識です。


しかし"多くの"右翼団体はそれに対し何一つ抗議の声を上げず、

間違った敵に向かっていっているように思えます。



人権委員会設置法案が今国会に出されるかもしれません。

それが万が一成立したら右翼の街宣活動も制限されるかもしれません。

右翼はせっかく街宣車がありながらこうした法案を通そうとしている勢力をなぜ攻撃しないのでしょうか。


余談ですが、もし僕が街宣車持っていたら街宣かけたい企業や集団は山ほどあります。ww

民主党、創価学会、フジテレビ、花王、電通、NHK、総連、民団、朝鮮学校、菅直人事務所、などなど。

あれって警察の許可がいるのかどうか分かりませんが、言論の自由があるから一定の音量まではいいんでしょ?

「菅直人は、市民の党への6000万円の献金を国会で説明しろー!」

とか

「北朝鮮に現金を提供する菅直人はとてもいい政治家です。次の衆議院選挙では北朝鮮の味方、菅直人に投票しましょう」

と街宣車でやってみたい(笑)

それも一般国民を味方につけるような方向で、イメージ戦略も考え、街宣車も変える。

ボランティアもやる。地域との結びつきも大事にする。

ビラもまく。陳情もする。仲間を増やす。

いろいろやりようがあるのではないですかね。


ともあれ論叫警鐘の会さんには申し訳ないのですが、やりとりを通じて僕の疑問点は根本的には解消しませんでした。

それは議論が噛み合わなかったせいもあります。

論叫警鐘の会さんは行動右翼と新右翼を一緒くたに扱われることに強い拒否感を示されました。

しかし僕にとってその違いは重要ではありませんでした。

僕にとってコワモテを前面に出して街宣車で活動する右翼はまとめて右翼なんです。

それが多数の日本人の感覚です。


そして結局、右翼は日の丸と君が代のイメージをダウンさせ、結果的に日本を貶めているという僕の認識は全く変わりませんでした。


これがこのやりとりを通じた今回の僕の結論です。