これまでの経緯についてはこちらをご覧ください。
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論叫警鐘の会さん。返信ありがとうございました。
実際に街頭で活動している論叫警鐘の会さんからすると、
「もっと話を聴いて欲しい」というのは心からの叫びなんだと思います。
右翼=ヤクザというレッテルを貼られることに相当憤っておられるようですね(笑)
このレッテル貼りという事について少し書かせていただきます。
人は皆、人にレッテルを貼ります。
あいつは情に深い人間、あいつは嘘つきだ、あの娘は身持ちが悪い・・・というように。
僕らは他人を100%は理解できませんから(理解できるはずがありません)、自分が接した一部の情報のみでその人を判断します。
集団についても同じです。
例えば、日教組、中核派、韓国民団といった組織について、僕は一人一人の構成員は知らなくても、あそこはこんな集団だと理解しています(理解したつもりでいます)。
それはレッテルを貼るから理解できるわけです。
”日教組の中にも色々な人間がいる”と言ってレッテル貼りをしなければ、日教組という集団を”ざっくりと理解する”ことができなくなります。
この「ざっくりと理解する」という事は社会生活を送る上で大事なことで、すべて詳細に理解しなければ評価できないとなると時間がかかってしょうがありません。
そして論叫警鐘の会さんも、前回の返信で一般国民にレッテルを貼っています。(例:一般国民の改める所も多い)
十人十色とも言ってますけどね。
というわけでレッテル貼りはとりわけ悪い事ではないし、そもそも右翼がレッテルを貼られるのはしょうがないんです。
そこが不満なら、右翼自らが変わるしかない。
僕はそう思います。
右翼は誰かが統括しているわけではないので、せーので変わるわけにはもちろん行きません。
しかし変えようと決意した団体がまず変わる。結果うまくいく。それを真似するところが出てくる。
そうやって変化というものは起きてきます。
それが出来ないということは、コワモテのカラーを捨てるのは都合が悪いということに他ならないのではないかと思います。
普通に街宣活動している右翼もいるとのことで、
Youtubeでいくつか見てみました。
まさに色々ですね。
一水会の木村三浩氏や國の子評論社の横山孝平氏の演説は格調高く、
事前知識がなければ右翼だと分からないかもしれません。
僕も右翼が普通に街頭演説してるのを見たことがあります。
日の丸の幟を立てて普通の風貌の人が道行く人に一生懸命語りかけていました。
ああいうのはいいと思います。
もっとも誰も足を止めて聞く人はいませんでしたが(笑)。
ただ街宣車がいると、一気に怖い右翼のイメージになってしまう。
怖そうに見える右翼のお兄さんでも、実際は愛国心に燃えるいい人かもしれない。
真面目な話、僕はそう思ってますが、人はこれまでの経験と一瞬のイメージで判断します。
今後、右翼がもし一般国民味方につけることを本気で考えるなら、今の街宣車はイメージを変えるべきです。
せっかくいいこと言っているのに街宣車で随分損をしている。
これはイメージ戦略の問題です。
とにかく皆、あれに対する嫌悪感、拒否感を持っています。
いや僕にはありますと言い換えましょう。
それから一般道を走行中に大音量で流す軍歌に何の意味があるのか僕にはよく分かりません。
街を歩いていて街頭演説で仮に足を止めたとしても、せいぜい10分20分でしょう。
その限られた時間の中で、どの部分を聞いても説得力を持った分かりやすい主張が展開されているか。
ここが難しいところなんだと思います。
右翼のイデオロギーについて書こうと思っていましたが、(3)への返信の形となってしまいました。
続いて別の記事にてそれを書こうと思います。
この記事(4)に対し僕は特に返信を求めませんが、もちろん論叫警鐘の会さんの反論・異論を封じるものではありません。意見、反論等ありましたら、前回同様コメントをつけていただければと思います。
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