「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準
を出しました。
その改善のための具体的な措置について下記のとおり示しています。
客観的な方法によること。
⑤労働時間等設定改善委員会などを活用すること
基礎として確認し記録する方法
上司が明らかに異なると認定した場合は是正する方式
上司が明らかに異なると認定したときは是正する方式
ようこそ、ブログ 山形未払残業代請求対策室へ
22年度割増賃金の是正支払金額は約1億5,300万円
ー 監督指導による賃金不払残業(サービス残業)の是正状況 ー
過去5年間で最高を記録
上記は、山形労働局が平成22年度(22年4月~23年3月)に県内の
労働基準監督署が割増賃金の支払いについて不足分を支払うよう
指導した事案のうち、1企業当たり100万円以上の割増賃金が
遡及して支払われたものの状況を示した表です。
平成24年度山形労働局が目指すものに
◎「賃金不払残業の解消」があります。
そして、その中で、『依然として賃金不払残業(サービス残業)が見られることから、
労働時間管理が適切に行われるよう、監督指導等の実施により
「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準」
の遵守の徹底を図ります。
また、「賃金不払残業総合対策要綱」に基づいて総合的な対策を推進するとともに、
重大または悪質な事案に対しては、司法処分を含め厳正に対処します。』
としています。
25年間多くの社長様とお付き合いをしてきたのですが、
故意にサービス残業をさせている社長さんはほとんどいません。
・労働基準法を知らないが為に
・厳しい経営環境の中でやむを得ず
結果として、「残業代を支払っていない」のです。
自分の身を削ってまで、会社の為、社員の為に日夜働いている
社長さんの姿を見て、
「社長さんから人事・労務の悩み」とりわけ「サービス残業」について、
労務問題に費やしていた労力を、売上増に向ければ、
経営の改善に役立つのではとの思いから、
このブログ「サービス残業代支払請求対策室」を立ち上げました。
ランチェスター経営㈱の竹田社長は、経営の構成要因と実行手順が
業績に占める比率を次のようになるとしています。
①営業関連 53%
②商品・有料のサービス 27%
③組織 13%
④資金 7%
つまり、業績に占める比率は営業関連等、お客様作り関連は80%になり、
人の問題は13%です。
サービス残業等組織、人の問題に労力を使いすぎると、
業績に占める比率80%のお客様作りの関連に費やす労力がおろそかになり、
売上が伸びず利益が上がらないことになります。
会社の業績を飛躍的に上げる為にも、人事と労務(とりわけサービス残業等)の
悩みから解放される必要があります。
でも、社長さん自ら労働基準法を全て理解できませんよね。
中小企業では人事・労務の専門家を配置するのも困難でしょう。
・トラブルはいつでも自分に起こりうるものとして受け止め、
・日常から社員との信頼関係を築く努力をして、
・いざというとき、いつでもこのブログ「サービス残業代支払い請求対策室」
を活用して、煩わしい人事労務のトラブルから解放されてください。