色々助成金がありますが、我々社会保険労務士が得意として扱うのは厚生労働省管轄のものです。
条件は色々ありますが、これうちの会社のことじゃない!?頂けるものなら是非頂きたい。と思って問い合わせがあります。
しかし、要件を見ると就業規則の届出や、以前の労務管理などを問われるものが数多くあります。
そこで助成金を貰う前準備として必要なものをいくつかピックアップしておきますので、今後の参考にして頂けたらと思います。
・就業規則を作る
10名以上は届出義務はありませんが、作るのと作らないのでは大違いです。
労働者は労働法で守られていますが、事業主は守ってくれるものは何もありません。
就業規則で会社のルールを作っていざの時に備えましょう。
・労働保険に加入する
従業員を雇った際の強制保険ですが、まだまだ加入されていない事業所があるようです。
厚生労働省が扱っているので、もちろん労働保険は必須。しかも雇用保険対象の労働者が対象のものも多くあります。
・備えるべき帳簿は備える
労働契約書、労働者名簿、出勤簿、賃金台帳は必ず備えましょう。
残業代などもチェック項目になります。残業代払ってますか?深夜手当払ってますか?
色々チェックされるところは多いです。
とりあえず最低限、上の2項目は抜けがないようにしておきましょう。
助成金もらえるかも!と思った時に残念なことにならないようにしたいものです。
面倒くさくて助成金いいやと思われるかもしれませんが、帳簿類はどちらにしても備えておかなければならないので気を付けてください。
どうしても面倒くさいときは社会保険労務士にお任せください。
私たちは事業主の味方です。