数年前、女の子のサーファーがサーフィング中にサメに襲われ腕を無くした後も諦めずにサーフィン続けるという実話に基づいた映画"Soul Surfer"を見て、女の子の勇気と努力に感動しながらも、サメの怖さを再認識しました。



しかし、その後南の島でダイビングをした時にサメ(人を襲わないタイプ)を近くでたくさん見たり、サメに襲われて死ぬ人の割合よりココナッツが頭に落ちて死ぬ人の割合の方が高いと聞いたり、サーフィン中を除いてサメに襲われる話を聞かなかったので、人を襲うサメなんてごく限られているし、沖でサーフィンさえしなければ大丈夫と思っていました。
(ダイビング中に見たサメ)↓


昨日USJでジョーズのアトラクションに乗った時、ジョーズは実話に基づいて作られたというスタッフの説明を聞いて、アトラクションで体験したのが本当だったら怖いなとふと思いました。
調べてみると、1916年米ニュージャージ州の海岸で泳いでいた人をサメが襲い、4人が死亡、1人が怪我を負う事件が起こったようです。実際の事件を伝える新聞がWikipediaに載っていました。↓



そしてタイムリーなことに、今日ニューヨークタイムズを読んでいると、ノースカロライナ州で1ヶ月以内に7人がサメに襲われたという記事がありました。約2.1メートルのサメが浅瀬に来て、泳いでいた人々を襲ったとのことです。

International Shark Attack File (ISAF)によると、サメに襲われる確率は、海で溺れる確率やニューヨーク市内で別の動物に襲われる確率より低いそうです。2014年に報告されたサメによる被害72件のうち、52件はアメリカで発生し、その半数がフロリダ州で起こっています。暖かくなった今の時期にフロリダにいるサメが餌である海亀のいる北(ノースカロライナ)へ移動したようです。

今年は映画ジョーズが公開されて40年ですが、サメの恐怖を再び感じさせられる事件となりました。


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