一人暮らしをする理由は、自分の自立心を養成し
親への依存心を手離して初めて得られる
主体性やスキルを身に付けるためです。
「自立」の定義は、親の援助なしで生活ができることです。
どんなにお金をかけて、習い事や塾、進学校に行っても、
20歳過ぎ以降、実家に居ついていたら、
(病気や特別な環境や事情がある場合はもちろん除きますが)
その家庭の教育は失敗です。
それが、どんなに親が良かれと思って、子どもに対して
経済的援助や奉仕であったとしてもです。
私は、精神病を発症したとき、
お金を払って、カウンセリングを受けに行きました。
お金を払って、精神トレーニングの講習も受けに行きました。
精神病の治療を続けている途中に、私はこう気付きました。
いくらお金を払っても、最終的にカウンセラーや医師がどうにかしてくれるという治療の受け方では、解決しない。
「お金では精神病は解決しない。」
「自分は親に依存しているから、精神病になった。」
ということを認めて、
親が良かれと思って実家にいさせてくれているとしても、
子どもは親離れ、親は子離れする。
これしかもう解決手段はないと、
複数の心療内科治療やうつ病経験者談を聞き続ける中で気付きました。
私は、母親への依存が大きかったです。
毒親聖母(母親が愛情で良かれと思っての行動)が食事や洗濯などの身の回りの生活を支援してくれていることが、自立心の養成を妨げ精神病につながることがあるので、要注意です。
親への依存は、男性の子どもは母親と魂がつながり、女性の子どもは父親とつながっている関係から、男性の場合は母親、女性の場合は父親に依存する場合が多いです。