ROSE・最終章地平から朝日が顔を出し、あたりは赤い光に包まれました。 「君はなぜ生まれてきたの?」 私が生まれてきたことに、理由なんてないわ。 私はただ、ここで芽を出して花開くだけ。 「でも人はみんな、美しい君を見てため息をつく」 それは人が勝手にそうしてるだけ。 私が望んだわけじゃない。 そんなあなたは、なぜ生まれてきたの? 「僕は君を」 私を? 「僕は君を、この一枚の写真に撮るために生まれてきたんだ」