
さあいよいよ夏本番という7月10日、浅草のほおずき市に行ってきました。
普段はほとんど人を撮ることのないおいらですが、別に人を撮るのが苦手だから
撮らないわけではありません。
モデルさえいれば、むしろガンガン撮っちゃいます。
とりあえず、祭り写真の命は、そのふいんき(なぜか変換できない)をいかに表現するかです。
雑踏、子供の声、店員の掛け声など。
聞こえない音が、画面を通して聞こえてくるような気がする。
そんな音まで写し込まれたような写真が撮れたら最高なわけです。
雑踏、子供の声、店員の掛け声など。
聞こえない音が、画面を通して聞こえてくるような気がする。
そんな音まで写し込まれたような写真が撮れたら最高なわけです。

そろそろ薄暗くなって、会場はたくさんの人、人、人で埋まっていきます。
特に派手な出し物や、楽器の演奏などの演出もなく、祭りの空気を作る主役はあくまでも人です。

別に夜祭というわけではないので、昼間から人でごった返してはいたのですが、やはりこの祭りの表情は
夜にこそ出てくるような気がします。
裸電球に照らされた人の波と、店員のリズミカルな掛け声。

もちろん、定番の出店もたくさんでています。
子供たちにとっては、この祭りが何の祭りかなんてどうでもいいのかもしれません。
ずらり並んだおもちゃや食べ物の出店に、目を輝かせながら親の服を引っ張ります。
「だめ!」
しょぼ~ん。

大人と子供では、違う光景が目に映っています。
小さな子供の記憶に残る光景は、こんな大人たちを見上げた光景です。
そしてそれは、大人になると見ることができなくなる光景なのです。

参拝を前に手を清める光景。
歩いてる人のブレかたを見ると、かなりのスローシャッターなのですが、人って思ったほど
動いてないんですね。

いかにも下町の祭りらしい光景に出会いました。
お買い上げいただいた人への、感謝の3本締めです。
「よォ~~~~ッ!」
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン!
下町には、今でも昔ながらの人情の光景が残っています。

会場をひと回りして、写真を撮り終えたら、近所のコンビニで缶ビールを一本買ってきて、
ライトアップされた五重塔をバックに、にぎやかな出店の列を眺めながら一人乾杯です。
うまい。