しんいちろうのブログ

鬼プロデューサー マックスノーマンの「お前はピッキングが強いから柔らかいピックを使え。」って言う命令にソッコー従い(笑)SLYの後半はまたナイロンピックに。
デビューの頃と同じ種類のジムダンロップのピックだけど、少し厚くなった。

マックスがプロデュースしたアルバム『Key』はホントに大変だったけど、めちゃくちゃ良い勉強になった。
細かい決めの多いリフを歯切れよく弾かなくちゃいけなかったんで、レギュラーアングルでほとんど弾いた。
このピックもそんな減り方だね。
妥協を許さないマックスには死ぬほど弾かされた(笑)
ぶっ飛びのソロが決まって「これでどうだ~。」と勝利の視線を送ると、ほめたり喜んだりせずに真顔で「これを残して、もう一回だ。」って言ってくる。
そこから何度も弾いて、それを超える良いのがでてこなかったら「どうやら、お前はこれを超えられないらしいな。」と嫌味な笑いを浮かべ、逆にふんぞり返しを決められる(笑)
「ジョージリンチも、マーティーフリードマンも、アキラタカサキもいっぱい弾いた。お前もいっぱい弾け。」っていう言葉は説得力があったな~。
マックスはオジーオズボーンの最初の2枚をやってるんで、大好きなランディーローズの話もいっぱい聞いた。
酒を飲みながらランディーの話を楽しそうに語るマックスはとても良いヤツだ。
「明日も頑張ろーぜ。」といい感じで店を後にし、翌日は昨夜のいい気分のままスタジオに行くんだけど、スタジオではいつもの苦みばしった顔の、嫌み~なマックスが「じと~っ。」と待っているのであったとさ(笑)マックス恐るべし。