お久しぶりの投稿になります。まよえるひつじです。
今回は「四国の高速道路のIC番号について」ということで,四国地方のIC番号について解説していこうと思います。
まず,四国にある高速道路(本四連絡橋を除く)は
○E11 高松自動車道(鳴門市~高松市~四国中央市)
○E11・E56 松山自動車道(四国中央市~松山市~宇和島市)
○E11・E32 徳島自動車道(鳴門市~徳島市~四国中央市)
○E32・E56 高知自動車道(四国中央市~高知市~四万十市)
○E55 徳島南部自動車道・阿南安芸自動車道・高知東部自動車道(徳島市~阿南市~安芸市~高知市)
○E76 今治小松自動車道(今治市~西条市)
等があり,今回メインで扱うのは上の4つ(緑字部分)になります。
四国地方の高速道路の特徴としては,全線にわたって並行する国道が少ないという点で,2桁国道はすべて起終点が県庁所在地にあるものの,高速道路は中間地点に県庁所在地があるため,途中でナンバリングが変わってしまうというややこしい現象が起きています。
ナンバリングもさることながら,もっとややこしいのがIC番号の振り方です。
この地図をご覧ください。
赤矢印はどのようになっていますか?
赤矢印は高松市付近から始まり,川之江JCTで二手に分かれ,それぞれ宇和島と宿毛に向かっていますね。これを具体的に説明すると,
赤矢印:高松西IC(1)→川之江JCT(6)→松山IC(13)→津島岩松IC(30)
高松西IC(1)→川之江JCT(6)→高知IC(11)→宿毛和田IC(29)
という流れになっています。
何だ!この気持ち悪さ! 高松道の途中から始まって二手に分かれて,松山道・高知道に連続するし,しかも将来的には津島岩松~宿毛和田間はシームレスに接続する予定(そしたら松山道と高知道の境目はどこになるんだろう?)なので,その区間はどのように付番するのでしょうか。とても気になるところです。
次に青矢印です。青矢印は鳴門から始まり,高松で終わっています。具体的には
青矢印:(高松西IC(1)→川之江JCT(6)→)鳴門JCT(7)→高松檀紙IC(17)
という流れになっており,川之江JCTの「6」の次の数字「7」が鳴門JCTに割り振られ,そこから高松方面に付番するという奇妙な状態になっています。
最後は緑矢印です。緑矢印は基本的には徳島から川之江方面に向かっているのですが,こちらは歴史的経緯から付番方法が複雑です。
元々徳島道の起点は徳島ICで,そこから川之江方面に付番していくという方式だったのですが,2015年に鳴門JCT~徳島ICが開通し,起点が鳴門JCTになったと同時に,松茂スマートICが供用され,ここに「1‐1」が付番されました。
そして2021年,今度は徳島南部道と接続する徳島JCTが供用開始し,最初は「1‐2」とかかな…。と思っていたら,なぜか「8」が割り振られました。この「8」は徳島道終点の川之江東JCTの「7」の次の数字を割り振ったものと思われます。
というわけで,緑矢印の方は
緑矢印:徳島IC(1)→松茂スマートIC(1-1)→藍住IC(2)→川之江東JCT(7)→徳島JCT(8)
という極めて不可解な流れになっています…。
ちなみにその他の路線の付番はどうなっているかというと,
今治小松道:今治湯ノ浦IC(1)→いよ小松北IC(3)
こちらは将来しまなみ海道と接続したとき(西瀬戸尾道IC(1)→今治IC(13)→)今治朝倉IC(14)→いよ小松北IC(17)
のように変更されるでしょう。
高知東部道・阿南安芸道:高知中央IC(1)→芸西西IC(8)(→安芸西IC(10)→柏木IC(17)→一般道区間)
徳島南部道・阿南安芸道:徳島沖洲IC(1)→徳島津田IC(2)(→阿南IC(5)→日和佐出入口(11)→一般道区間)
阿南安芸道は途中現道活用区間があるため,自動車専用道路の終点までの付番になると思います。
ということで,四国の複雑怪奇な高速道路事情,いかがだったでしょうか。四国の高速道路は将来的に「8の字ネットワーク」というものを構成し,最近はこのネットワークの早期実現に向けて四国横断道や阿南安芸道で事業化が進んでいます。ネットワークの形成も重要ですが,利用者にわかりやすい道路案内もお願いしたいところです(まあ地元の人が分かっていればそれでいいんですけど,遠くから来た方々のためにもね)。
