花火大好き、大好き。

猫みたいに自由な私に
好意を持っていてくれた殿方の、
本当になりたかったものは
花火職人。

その時付き合っていた彼は、
花火には全く興味のない、
ただ、私が花火を見たいといえば、
嫌な顔一つせず花火大会に付き合ってくれた人。

この二人がうまくミックスしてくれた人
だったらなんて最高なんだろう

って思ってたけど、

違うな。
違った。

自分がなればいいんだ。
花火を特等席で見られる人に。
こっちのほうが簡単かも。

視点を変えてみるとする。