母親からずっと聞かされていた泣き言や、自分はいかに大変な所に嫁いできたかという話は

ただの愚痴だったのだと、ある出来事でハッと気づいた。

 

忘れもしない。

私が、心を新たに頑張ろうと決めた日

母がかけてきた電話を発端に、私は母の愚痴に40年も付き合わされてきたんだと

今更気づいてしまった。

 

私の心にずっと引っかかっていた何かが一瞬にして取れた。

なんというか、小さな石ころが入ったままのスニーカーをずっと履いていて、

その石ころを取り出した時のような爽快感。

 

私がずっと持っていた心のわだかまりはこれだったんだ、と気づいた日、

2018年3月22日。