今更書くが9/13より連休+夏休みの一部で山に登ってきた。
穂高に行きたいというのは大学時代からの夢であり少々無理して休みをとった次第。
普通の人は分からんと思うけど個人的な行動記録として・・
コース:新穂高温泉→槍平小屋泊
→南岳小屋→大キレット→北穂高小屋泊
→涸沢岳→穂高岳山荘→奥穂高→ジャンダルム→間ノ岳→西穂高→西穂高山荘泊
→ロープウェイ下山。(本来穂高岳山荘でもう一泊予定)
6:00に電車にのり、名古屋→高山→バスで新穂高温泉バス停へ12:30着。異様に時間がかかったのはここが三重県の端だから・・orz
槍平小屋に17時ごろ着、ほぼ同時に雨が降り始めた。台風が近づいているらしく天気もよくないということで少し鬱気味。キレットとジャンダルム周辺は雨ではとても通れたコースじゃないらしいので・・。
9/14
槍平小屋をでて南岳新道を登る。まあまあいい景色。南岳山荘に着くと↓のような標識が。午後は曇らしく今日はセーフだな・・と思いつつ
大キレットへ突入する。
霧が濃いときもあったが総じて見通しも結構よく、そして人が多かった・・連休だし。一般登山道中危険なことで有名だったがたいしたことはなかった。槍ヶ岳と穂高をつなぐ魅力的なコースだけあって多くの人が通るために整備がすすんでいるのだろう。
鎖とはしごがとても親切に各所につけられていた。何年か前の大崩壊の時にかなり整備が進んだとガイドブックに書いてあったのでそのためか。
13:30頃北穂高小屋に到着。この小屋は頂上から数メートルの場所にあり、日本で一番高い所にある小屋らしい。小屋の裏に回ると遠くに槍ヶ岳と、それまで通ってきた大キレットが真下に見える。
半端なく宿泊客が多く寿司づめ状態だったがまあ仕方がない・・しかしここまで景色のいい小屋はないのではと思う。小屋限定ワインをのみ夜を明かす。チーズと生ハムのおつまみもメニューにあり、なかなかしゃれていた。
間違いなく最高の小屋でした。
次の日、やや雲があったが日の出が見えた。富士山もよく見える。
これから向かう涸沢岳、奥穂高が朝日に照らし出される。
小屋を出発、下山する相方と別れ、一人で奥穂高までの道を行く。
それってどうなんだといわれたがもともと目的は穂高制覇だし。人に合わせてコースを変えたりとかしていると後悔するし。それに誰かを道連れにするには少々危険・・。まあ部活やらでだらだら登るのはそれはそれで好きなんだけど、本気で登る時は一人に限る。
ともかく涸沢岳をすぎ北穂高小屋へ向かう。意外にこのコースあなどれなかった。若干キレットより危ないのではないかと思う・・
8:15と意外にはやく涸沢岳についてしまった。次の日は雨らしく、この先の西穂高-奥穂高コースはキレットを越える難所といわれているわけだが(今回のメインの一つ)今日はここで泊まってあきらめて下山かなあと思っていた所・・とりあえず穂高山荘に下ってみるとどうやら午後は天気がいいということが判明。このまま西穂高まで行ってしまおうかしばし迷う。
結局そのまま行くことにした。コースタイム9時間くらいなので西穂高小屋につく頃には日が暮れるだろう・・がzz
穂高山荘より奥穂高に登る。奥穂高の頂上からの眺めもなかなか素晴らしい。
本来ならそこで1時間くらい昼寝でもしたいところだが時間がおしいためさっさとジャンダルム-。
きりたった道の先に見えるドーム状の岩山-へ向かう。
このコースは総じてキレットの比ではなかった・・。妙に崩れやすいのとありえないところで鎖がないのと、あっても赤さびていてなんだか・・・。十分気をつければ一般登山装備で問題ないが、真剣に雨でなくてよかったと思った。雨の日に登るのは自殺行為といわれるのがよくわかる。
あとやたらコースタイムが長くなるので先を考えるとゆっくり頂上で休むことが出来ない。多分2度行くことはないと思う・・。
切り立った道の先と、後ろに見える山々に励まされ先をめざす。
途中で数人の人にすれ違った。同じ方向で最後の方割と一緒だった男の人は一日で南岳山荘から来たらしい。まじありえないと思った・・登山家はやはり違う。
最後の方腕の力と体力が限界にきていたところで14:40、西穂高岳に到着。まだ先はあったが少しほっとした。
そこからは比較的楽な道と、その向こうに西穂高山荘と昔行った焼岳がある。2年前西穂高小屋から西穂高岳に登り、いつかこの先のジャンダルム→奥穂高に行くぞと思いながら小屋に戻り、焼岳に登ったのが懐かしく感じられる。
結局西穂高山荘に着いたのは16:30頃と思ったより早かった。その日はそこに泊まり、次の日にロープウェイで下山した。雨といわれつつ結局からっと晴れていたわけだがまあ仕方ないと思う・・。一日早くおりた分温泉でぼけーっと一泊して三重に帰った。
来年行くなら奥穂高から前穂高を通って上高地に降りるコースかなと思います。それで穂高は全部行ったことになるかな。もちろん前穂高も泊まってv
あとは槍ヶ岳より北の黒部五郎あたりもきになります。
来年大学に戻って休みをくれるかは少々疑問な所だが・・
働き出しても趣味は重要ですね☆






























