今回の相方から借りた漫画シリーズは

単行本がすごい売れてる
ジャンプ否定派も思わず絶賛
いま一番続きが気になる漫画

【ぼくのヒーローアカデミア】です

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相方から聞いたあらすじは
ヒーロー達が敵(ヴィラン)を取り締まり、収入を得ていて なんか人気のヒーローもいる オールマイトが超強い

って感じで
「ワンパンマンと似てるのか…?」
と不安に思っていました

実際はかなり王道の少年漫画で久々に読んでて熱くなれました


多くの人が「個性」という能力を持ち ヒーローになったり
個性を持て余してヴィランになったりする中 主人公 緑谷出久は無個性でした

だからこそヒーローに憧れてアホみたいにヒーローについて研究していました

そんな出久の前に憧れのヒーロー オールマイトが現れ

「夢見るのは悪いことじゃない
だか相応に現実も見なくてはならない」

と告げられます


しょっぱなからかなりえぐってきます
でも少年漫画は挫折が大きいほどおもしろくなる法則があります
実際ここからが良い展開です


夢を諦めなければいけない
そう悟った出久だが、ヴィランに襲われて困っている人を見ると助けずにはいられない
なんの力も無いくせに考える前に走り出してしまう

そんな出久を見てオールマイトは心を動かされます
そして出久に礼と訂正をします

「君はヒーローになれる」




こんな感じで1話目は終わります
相方説明下手すぎだろ!
相方の説明だとあんまりおもしろくない漫画かと思ってましたがめちゃくちゃおもしろかったです
「君はヒーローになれる」
単純ですが男にはガツンと来る台詞です
だって男はいつだってヒーローに憧れてるんですから!

そして2話目から王道の猛特訓が始まり、5話目からヒーローアカデミアに入学します
かなりテンポが早く1巻あたりの読み応えがブ◯ーチなんかとは大違いです
いや、ブ◯ーチ好きですけど…


特にクラスメイトの個性が見えてくる場面は読んでいてワクワクしました
2巻のUSJのあたりですね

個人的にはカエルの梅雨ちゃんがお気に入りです
あと作者の言う通り 麗日お茶子 の語感の良さは素晴らしいです

あと何と言ってもカッチャンのキャラが良いですね
主人公のライバルキャラなのにとことん悪い奴
まったくヒーローに見えない
とにかく自尊心の塊

かなり魅力的なキャラです

こういう少年漫画だとたいがい「過去にトラウマ」だとか「周りを傷つけないため」なんて綺麗事キャラになりがちなのですが、カッチャンの原動力はほぼ全てが自尊心 と突き抜けていて好きです
今後のカッチャンの活躍に期待です


あとヒーローアカデミアのキャラで外せないのがオールマイトですよね
あいつだけ劇画タッチでアメコミ風なのがおもしろいです
登場のセリフ「私が来た」
もいろんなパターンがあって笑わせてくれます

熱い展開の中にほどよいギャグがあります
かと思いきや突然の超シリアス展開があったりします
ほのぼのしていて忘れてた頃にヴィランはやって来るんです

世界には必ず悪がつきものだって
忘れかけてる頃
奴はフラッときて言う

ミッシェルの千葉さんもこう言っておられます

死柄木のデザインがおぞましくて凄いです
もはやかっこいいです
なんかドロヘドロに出てきそうなくらい
出てくる漫画間違えたんじゃないかと思うくらい場違いに怖いです

学園モノに突如襲ってくる途方もない悪意
読者の半歩先を行く展開でした

作者の堀越耕平さん、まだ若いのにすごいです


なんとなく漫画には作者の人柄が現れる気がします
この作者は賢くはないけど良い人なんだろうなぁ
と感じました
背表紙や裏表紙までしっかり読者にサービスしてくれる感じとか


長くなりましたがとにかくヒーローアカデミアおもしろいです
相方にはぜひ続きを買ってもらわなくては
代わりに僕は相方によつばとを貸してます

あとこの前ライブの日に大遅刻をやらかしました
入り時間に起きるという最悪の失態です
もう二度としないように善処するのもやぶさかではない所存です
反省してまーーす