中学、高校と僕を救ってくれたバンドの話を書きましたが、今回は最も憂鬱で混沌と混乱と狂熱に満ちていた大学時代を救ってくれたバンドの話です
大学生活は本当にクソでした 崖の上のクソでした およそ友達と呼べる者は1人もできずに学業も疎かに、学んだことと言えば自分の愚かさと心の閉ざし方だけでした
挙句の果てに卒業できたにもかかわらず就職せずお笑い芸人なんてものをやっている、僕は本当に親不孝ものです
大学に入学する前はまだ見ぬ黒髪の乙女とキャンパスライフを謳歌するはずだったんです、そんなことを夢見ていた僕は救い用のないアホでした 結局僕の元に明石さんは現れませんでした
入学して3ヶ月くらいはサークルに入ったり、友達の家に泊まったりと色々やったのですが 一言で言うと大学生はクソつまんないです 「うぇーい」つって酒飲める奴と女を紹介できる奴が一番偉い場所なんです そして奴らは単位ヤバイ自慢とバイト先の先輩の武勇伝しか話せません クソほど面白くない!
そんなことを1人で考えていた僕は、何かに復讐するかのように音楽を聞いていました
一番聞いていたのは【THEE MICHELLE GUN ELEPHANT】です 次に【the pillows】です
ピロウズは完全にフリクリの影響です ミッシェルを始めて聞いたのはヴィレッジヴァンガードの邦楽ロックのコンピアルバムに入っていた【ジェニー】です そのアルバムでダントツにかっこ良かったです その後、上野の服屋の有線で流れていた曲がかっこ良かったのでShazamというアプリで調べたらミッシェルの【赤毛のケリー】でした その帰りにアルバム【RUMBLE】を買いました RUMBLEに入ってる【キャンディ・ハウス】を聞いた瞬間、虜になりました
それまでは「ミッシェルってtatuの代わりに歌ってたバンドでしょ?」ぐらいにしか思ってませんでした、本当にアホです
あんなにかっこ良くふてぶてしくタンバリンを叩ける男はチバさんしかいないでしょう そしてアベさんのカッティング奏法はまさに鬼です クハラさんも凄く楽しそうに叩いていていいですよね なんかドラマーがボーカルの歌詞を口ずさんでるのを見ると「このバンドのこと好きなんだな」と思えてほっこりしますよね
一度でいいからライブで【ダニー・ゴー】を聞いてみたかったです 多分失神します
前に大学の女の子が「世界の終わり好きなんだー」と言っていたので喜んで話に行ったらセカオワの方でした これだから大学生は!クソッ!
そういえばよしもとの先輩で【リリィ】【バードメン】【キャンディハウス】というコンビがいます ミッシェル好きなのかなーいつか話してみたいなー
もちろん【the birthday】も好きです 今一番好きなバンドです 今年の初めにWOWOWでバースディのライブが放送していてテレビの前で泡吹いて失神するかと思いました 【ROKA】がかっこ良すぎて、あとやっぱり【なぜか今日は】は最高の曲ですね 攻撃性と優しさと哀愁がミックスした名曲です
もし明日死ぬとしたら、舞浜の海に行ってミッシェルとバースディを聞きます 【世界の終わり】と【さよなら最終兵器】がいいですね 葬式では【デットマンズ・ギャラクシー・デイズ】を流してもらおう